予想はしていましたがコミックのレッスン21はすっ飛ばしています。まあ、新潟での海水浴のエピソードはメインストーリーとは関係ない部分ですからいたしかた無いところでしょう。でもって、いきなり「ニナ・ルッツ音楽祭」です。コミックによると期間は8日間。今回はその顛末記となっていてコミック版のレッスン22、23を描いています。主催は「押売新聞社」、共催は「クラシック・ライフ」ということになっています。当然のことながら「河野けえ子」が登場します。

本来はオーディションがあって参加出来る、この音楽祭。のだめたちはシュトレーゼマンの推薦で来たので課題曲の練習をしていないので真澄以外は落ち込みます。のだめは千秋に会えないのでフラストレーションがたまりっぱなしです。ここら辺の描写はコミックより丁寧でよく理解出来ます。


本来はオーディションがあって参加出来る、この音楽祭。のだめたちはシュトレーゼマンの推薦で来たので課題曲の練習をしていないので真澄以外は落ち込みます。のだめは千秋に会えないのでフラストレーションがたまりっぱなしです。ここら辺の描写はコミックより丁寧でよく理解出来ます。

この音楽祭では沙悟浄こと木村君とかさりげなくコミックでは登場していない菊池君、そして、コンマスは三木清良らしき人物で描かれています。残念ながら黒木君は登場してません。さらっと描いていますが千秋は影でドヴォルザークの交響曲第5番をしっかり勉強していて峰は激しくショックを受けます。

今回のアニメで目立ったのはオーケストラの演奏シーンでヴァイオリンのアップが写るのですがそのワンフレーズをきっちりCGでトレースしていることです。ここだけ絵のタッチが違うのでびっくりするほど新鮮に感じます。こんなシーンが3箇所散りばめられています。

肝心ののだめはというと闇にまぎれて、こちらも後のラフマニノフの時と同じく何かに取り憑かれたように譜読みをしています。自販機にジュースを買いにいった真澄はそれを目撃しオランウータンのようだと千秋に報告します。

ドヴォルザークの交響曲第5番は第1楽章は確かにベートーヴェンの田園のように木管の柔らかいメロディで始まり親しみやすい曲です。峰も必死に努力し最初は馬鹿にされていた沙悟浄こと木村君を見返します。コンサートは成功理に終わり、関係者から今回の音楽祭では千秋に一番驚かされたといわれ自信をつけます。この伏線があってライジング☆スターオーケストラが誕生していくのですね。

打ち上げのパーティで千秋の素性を知ったクラシック・ライフの河野けえ子はスクープだとわめきます。それにしても千秋は顔が広いです。この音楽祭の主催者、ニナ・ルッツとは幼少の頃からの知り合いなのです。持つべきは偉大なる親ですなあ。

パーティでの食べ物に目もくれず終わってしまった音楽祭のピアノの前でのだめは一人バルトークのアレグロ・バルバロ BB63.Sz/49を演奏します。その音を聞きつけたニナ・ルッツですがもうのだめはいませんでした。のだめは遠回りをすることになりますが、ストーリー的にはこれで面白くなります。
帰りの新幹線の中でラフマニノフの譜読みをする千秋ですが、同席する師匠は荻野屋の「峠の釜飯」を食べながら嫌いなシイタケを千秋に跳ね飛ばします。意外にシュトレーゼマンは好き嫌いが多いらしく別のパーティのシーンでは人参が嫌いだといってここでも千秋に跳ね飛ばしています。
次回は音楽祭の夏休みは終わりいよいよ秋の学園祭に突入です。
