
アニメでも絶好調の「のだめカンタービレ」ですが、成功への道のりは平坦ではなかったようです。こちらに[「http://mantanweb.mainichi.co.jp/web/2006/12/post_570.html のだめカンタービレ どん底からの“大逆転”」]なる記事が掲載されていてその苦労話が伺えます。一部を紹介すると、
■実在した「野田恵」
「のだめカンタービレ」が連載されている「kiss」(講談社)は、20~30代女性向けの隔週刊マンガ誌で、テレビドラマ化もされた「きみはペット」(小川彌生)など「恋愛」をメーンテーマにした作品が中心だ。二ノ宮さんは99年から、同誌の増刊で、農家に嫁いできた東京の女性を描いたコメディー「GREEN」を連載していた。担当編集者の三河かおりさんは、「増刊ということでのんびりやっていたマンガ」だったといい、のんびりと仕事をするタイプの二ノ宮さんがマイペースで描いた「GREEN」は好評で、本誌からの連載のオファーが来た。
三河さんは、本誌連載というチャンスを逃さないため、ストーリーを作り込んでいく漫画にしようと二宮さんに提案。あれこれ題材を考えるうちに二ノ宮さんから「だらしない女の子が主人公のクラシック音楽コメディー」というアイデアが出てきた。
このアイデアは、二ノ宮さんが運営するホームページの掲示板に、女性ファンの一人が、「こんな面白い写真を撮りました」と、ゴミためのような自分の部屋でピアノを弾いている写真を掲載したのがきっかけだった。音大出身のピアノ教師というその女性は、その名も「野田恵」。こうして「のだめ」が誕生した。三河さんも「クラシックとダメ女のギャップは面白いかも」とOKを出し、01年7月に連載がスタートした。

■「ありえない」酷評ばかりのスタート
新連載が始まったが、第1回目の読者アンケートの結果は散々だった。順位も最下位に近く、「汚い」「ありえない」などと辛らつな反応がほとんど。この結果について三河さんは、「『Kiss』はテレビで言えばトレンディードラマのような恋愛マンガを読ませる雑誌。当然といえば当然だった」と振り返る。
ここから二ノ宮さんたちの逆襲が始まった。「どちらかというと放置していた」(三河さん)という「GREEN」とは違い、コミックス1巻分の6話でストーリーがまとまるように、無駄を省いた構成にした。二ノ宮さんが描いたマンガの下書き「ネーム」を三河さんが徹底的にたたき、1話1話をまとめていった。
その中で、4話からバイオリン科の学生、峰龍太郎が登場。連載当初、千秋とのだめだけで展開していた物語に、もう一人登場人物が加わることで、マンガの濃度が高くなっていった。三河さんは「峰に特別人気があるというのではないのですが、1巻で打ち切りの可能性もあっただけに、大きなターニングポイントになった」という。
ということです。
そして、こちらには質問に答える形で作者の二ノ宮さんが「のだめ」制作の裏話を披露しています。初めは僅か6回で連載終了予定だったとか・・・今、交響曲でいえば第3楽章を終了したところらしく最終の第4楽章のストーリーがこれから展開されるようです。
このクイズに正解するためのヒントはこちらにあります。
ここではのだめのシークレットの事まで判ります。うーん、のだめはDカップで紐パンの愛用者だったのか・・・・
でも、ドラマで出てきたパンツは違っていたような・・・・?
でも、ドラマで出てきたパンツは違っていたような・・・・?
これがのだめ部屋か・・・すげーっ!! でも、人の事は言えないかも
忘備録を書くにあたって、ドラマ開始前のスタート直前情報にな映像を入手しました。もちろん番宣なのですがこの名から貴重なりハーーサルシーンがたくさん含まれていました。ギャグシーンでは何とトランポリンやマットなどを使ってアクションドラマ並の演出がされていました。下のカットは千秋が転科願いを出してシュトレーゼマンに断られるシーンですが、そのときのだめが飛び込んでいくカットでのだめが二人います。転がって岩にぶつかるのはスタントガール、のだめはその後で台詞が入るので横から割って入っています。千秋の遥か後方にはマットレスが用意されています。

もう一枚はたった2小節で間違えるなシーンの千秋のマンガチックなシーンです。
