ポール・モーリア/ゴールド・コンサート 今日の一枚 05/15 | geezenstacの森

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=== ポール・モーリア/ゴールド・コンサート ===

収録:1990年10月10日 大宮ソニック・シティ・ホール]

DVD 55分 No.PILP-1101
CD PHILIPS PHCA‐92
曲目
 1. Love is Blue
 2. Penelope
 3. Serendade
 4. Malaguena
 5. Iberia Siempre Iberia
 6. Manha Do Carnaval
 7. Western Fingers
 8. Reverie
 9. Cerisier Rose Et
    Pommier Blanc
    Ne Me Quitte Pas
    Comme D`Havitude(My Way)
 10. Recuerdos De La Alhambra
 11. Just The Way You Are
 12. Love is Blue  El bimbo Bows
 13. Sabre Dance
 14. El bimbo

 1970年代から80年代にかけてはイージーリスニングの全盛期といえる時代でした。ポール・モーリアを筆頭にフランク・プールセル、レイモン・ルフェーブルのフランス勢を筆頭にパーシイ・フェイス、フランク・チャックスフィールド、マントヴァーニ、ベルト・ケンプフェルト、ノーマン・キャンドラーなどのオーケストラからロニー・アルドリッチ、フィランテとタイシヤーなどのピアノ組、ニニ・ロッソ、ジョルジュ・ジュバーン、クロード・チアリなどのソロ楽器まで、実に多様でした。

 その頃はレコードの個人輸入をしていましたので、マイナーなイギリスのノリー・パラマーとかシリル・スティプルトンなどもコレクションしました。アメリカからは本家アルシャイアーの101ストリングスもありましたね。ドイツからはクルト・エーゲルハーデンなんてのも手に入れました。

 そんな中でのヒットメーカーの筆頭はやはり、ポール・モーリアでしたか。コンスタントにヒット曲を出していましたからね。でも、売れていたのはフランス本国と日本だけだったようで、「恋は水色」がヒットこそすれアメリカではメジャーではなかったです。

 ということで、ポール・モーリアのライブ盤は勢い日本が中心でした。これも、その中の一枚です。ライブというと音がスカスカでレコードとは全く違う音のオケが多い中、ポールモーリアは全く同じサウンドを響かせているのに驚嘆した記憶があります。レコードではセッションごとにマルチ録音をしたり、エフェクトをかけたりとかなり手を加えているはずなのに、それが目の前で寸分違わないサウンドを響かせるのですからびっくりです。

 この「ゴールデンコンサート」はLPやCDとしてはフィリップスから発売されました。映像としてはレーザーディスクで国内盤が出ていましたが、DVDは出ていなかったと思います。このDVDは韓国盤です。BGVとしてのアルバムは結構出ていましたが、今となってはポール・モーリアの姿を映像で確認できるのは貴重です。