こんにちは❗️
今回は年間結果報告②ということで、
メンバー内で結果報告の公開は3人だけとなります❗️
今回は締めとなります❗️
前回のブログはこちら↓↓↓↓↓↓
※https://ameblo.jp/geeksopen/entry-12705623340.html
締めていただくのはGeeksのお目付け役である
紘PPさんの記事を公開します♪
『フォルスター·キヨタミ』
交尾/産卵済みのCBF1 ♂84ミリ♀47ミリ
(共にミャンマー サガイン産)の
ペアを無償で譲り受け、2020年8月に産卵セット。
おそらく譲り受けた時点で羽化後2か月以上は経っていた個体と思われる。
それでも約1か月半ほどの間で計43玉回収。
マット保管で20~22度で保管したが、腐る率が高く孵化率は50%程度であった。
孵化した幼虫20頭ほどのうち、マット半分、菌糸半分で飼育。
初令の段階で菌糸飼育の幼虫は半数が落ちた。途中から別な菌糸に変更。
その後は落ちていない。
2令から温度も17度~19度(温度A)と20度~21度(温度B)の2パターンで飼育。
菌糸orマットかはスペースの関係でランダム。
2020年8月14日に孵化した♀幼虫3頭(菌糸&温度B)が2021年6月前半に羽化(約10か月)。
温度帯は他の温度Bと変わらなかったが、ビン交換等でスイッチが入ってしまったのか。
サイズは3頭とも40ミリ前半と通常~やや小さめサイズであった。
それ以外は9/14時点でマットの3頭(温度Aでおそらく♀)が前蛹(約13か月)になっている模様。
♂♀比はビン外から見える頭幅等から1:4くらいでかなり♀に偏っている印象。
気づき
フタマタはセアカに続き2種目だが、産卵から全然違う。
キヨタミはかなり多産だが卵、幼虫ともにかなり落ちる印象(飼育者の腕もある)。
セアカは数は産まないが、うちでは卵から全て孵化し、幼虫も落ちなかった。
産卵セットは産卵木の違いはあるものの正直セットの仕方はほぼ同じ。
ただの産卵木や人工植菌材よりも、どちらもバクテリア材での成績が良いように思える。
次回への課題
・孵化率の問題
採卵よりも幼虫での回収の方がいいのではないか?
当然保管したマットの品質や温度/湿度等の要因も考えられるが、
次回は産卵木をマットに埋めて保管し、幼虫で回収するなどの対応を取ろうと思う。
・初令落ちの問題
一部は初令から低添加菌糸ブロックを使った(菌種、商品名は非公開)がかなりの幼虫が落ちた。
初2令はマットでの飼育とし、菌糸を試すなら3令からにした方が安定するように思う。
ただ、菌糸でもそこまで幼虫の大きさには差は感じないので、無理して菌糸を使う必要も無いかもしれない。
・温度帯
平均18度と平均20度前後の2つのパターンで飼育したが、幼虫の大きさ、成長スピードの面では
20度前後の方が成績が良い印象。
ただし、平均温度帯が高いから単に成長が早いだけかもしれず、
羽化時の体長にどれだけ反映するかは羽化個体が少ないため未確認。
今期全ての羽化状況を見て次期の温度帯を再検討したい。
総括
フタマタは産卵、飼育共に難易度が高く、非常にやり甲斐のあるクワガタ。
その中でもキヨタミは多産で卵回収は非常に楽しい。
まだまだ道は遠いが、♂♀共に親超え目指してこれからも累代を続けたい。
これ以上の羽化ズレが起きなければいいのだが。。。
以上となります❗️
どこかの論文か?(笑)
と思うほど読みごたえのあるものでした♪
やはり紘PPさんあってのGeeksであることが上記の文からもご理解いただけたかと思います😁
ブログにて結果報告は3人までとなりますが、今年もキヨタミ、レギウスともにブリードを確立していきたいと思います❗️
また中身のある一年になりますように🙏
次回は久しぶりとなりますがニジイロクワガタ飼育記です❗️
割り出しステッカープレ企画…
近し❗