10月12日は母の誕生日です。米寿のお祝いです。

昨年父のはしっかり祝ったんだけど。母はすっかり足が弱くなってしまい。

うちの玄関の階段(2段だけ(;^ω^))もわたしが介助してもやばい。

ふたりで共倒れになりそう。骨でも折ったらもう致命傷になるので、うちへ連れて帰るのはやめた。

あ~あ。せっかく、低床(?)の車に乗り換えたのに、とうとう父は乗らずじまいでいってしまった。母を乗せることももうなさそうだ。

もう、車、変えよ。なんかむなしいし。

 

65年前(くらい?)の母

父が撮ったんだろう。母の居室で「ほらほら、ばーちゃんの若いころよ」と見せたけど。えへへと笑ってるだけ。意味が通じてなかったのかもしれない。

ひ孫のSちゃんと一緒に「お誕生日おめでとう!」ぱちぱちぱち

秋物のニットとパンツを買ってきたよ。どうぞ!

母の好きな桃色とブラウンの縞模様

ばーちゃんはフリルのブラウスが好きだったねえ。この頃はボタンがかけられないので残念ながら。

 

母はおはぎが大好きなんだけど。この頃は喉によくつかえてしまうので。この前、病院の院内パンフに載っていた「おかゆで作るおはぎ」って作ってみた。

おかゆと粉寒天で中身をまとめてまわりにあんこを着せるんです。

 

 

試しに食べたらけっこうイケたので、母にどうぞ!って持って行った。

「おいしい、おいしい。全部わたしが食べちゃっていいの?」

もちろんだよ、いいんだよ~、ばーちゃんのために作ったんだもの。

「うれしい、でも、食べきれないから、冷蔵庫にとっておいてね、ね、絶対ね

今度たべるから」

 

母、可愛くなっちゃたな。( *´艸`)

 

はいはい、じゃ冷蔵庫に入れておくね、って答えるけど、わたしたちが帰ったらすぐ忘れちゃうんだよね。残りはそのままわたしが持って帰る。

 

70年前、父と出会って結婚して。わたしたちを産んで育ててくれてありがとう。

こどもに戻った母を見てると高村光太郎の詩を思い出す。

 

そんなにもあなたはレモンを待っていた

・・・・

智恵子はもとの智恵子となり・・・

 

わたしのおはぎじゃむかしの母には戻らない

光や風になった父とまたあの土手の道を歩くとき、母の魂も娘に戻るのかもしれない

 

ベルばらブログなのにまったくベルと関係なくて。申し訳ない。

描きかけたけど、ごめんなさい。最後まで描こう!(自分に言ってる)