「挽歌」という本を読んだのは20代半ばでした。

 

読んだ後から知ったのですが、ずいぶん話題になった作品のようで映画化されたりドラマになったりしたようです。

 

1957年版(!)の映画では主演は久我美子さん。これは年代が違い過ぎてちょっとイメージがわかりません。1976年版の映画では秋吉久美子さんが主演。これは、小説を読むと「あ~。」と納得です。

 

内容は・・・。最後がわたしの好み過ぎて。こういうの、ほんと弱い。わし掴まれます。会いたくて会いたくて会いたくて会いたくて。でも、行かない。声を殺して耐える。口に手を突っ込んで耐える。身体が震えるほど耐える。血の涙を流しながら耐える。

 

こういうの バッドエンドっていうんでしょうけど。わたしにはグッドエンドなんです。極致見たー!!!って、なります。

 

 

う~~ん、と。

 

なんかの書評があまりにもキツクて、書評ってたいてい褒めるものなのに、こういうのもあるんだ?!って驚いたのも「挽歌」でした。