10月2日公開『エマ、愛の罠』
久しぶりにイカれた映画を観ました。
ただイカれたと思うのはもしかしたら私の頭が固すぎるだけなのかもしれません。
ジェンダーレスでありボーダーレス。
一歩先を進んだ考え方なのかもしれません。
チリ出身のぶっ飛んだ人、パブロ・ラライン監督の最新作『エマ、愛の罠』が、10月2日(金)より全国公開されます。
2016年の第76回ヴェネチア国際映画祭コンペティション部門や第44回トロント国際映画祭に正式出品された本作は、ある事件をきっかけに、 心のよりどころを失った美しきダンサーの主人公エマは、 その妖しい魅力で実直な消防士と彼の妻を虜にしていくという何とも不道徳なお話ですが、エマの不可解な行動の裏には、衝撃的な秘密が隠されていました。
主人公・エマを演じるのは、ラライン監督に会って10分後に主演オファーを受けたという新星マリアーナ・ディ・ジローラモ。
エマの夫・ガストンを演じるガエル・ガルシア・ベルナルは『天国の口、終りの楽園。』でヴェネチア国際映画祭新人俳優賞を受賞し、『モーターサイクル・ダイアリーズ』や『バッド・エデュケーション』『バベル』など話題作に出演し続ける男です。
常に一歩先を行くララインが生み出した予測不可能な罠を劇場で体感してください。
きわめて不道徳なお話です。
10月2日(金)より、シネマカリテ、ヒューマントラストシネマ渋谷、ヒューマントラスト有楽町、kino cinema立川高島屋S.C.館ほか全国公開