長男が1月30日、東京で開かれた「イタリア料理コンテスト」で準グランプリを受賞した。昨年は若手料理人の登竜門「シェフワングランプリ」でイタリア料理部門でベスト5に選出されており、W受賞。「よ〜、やった」と褒めてあげたい。

 長男は調理師専門学校を卒業後、京都で就職したが、突然、小麦粉アレルギーを発症。一度は料理の道も諦めたが、地元に戻って料理人の叔父の下、あらゆるジャンルの料理を学び、2013年、最も興味があるイタリアンの道へ。名古屋の有名店で修業を重ね、19年、念願だったイタリアへ渡った。

 ルッカの1つ星レストランで郷土料理などを学ぼうとしたが、日本人ということで相手にされず、幾度となく挫折。交通事故にも遭い帰国も考えたが、「負けるもんか」と必死にくらいついた。

 その後、店のパーティで和食を披露したところ、「これはなんだ」「素晴らしいじゃないか」などと腕が認められ、1年足らずでセクションシェフまで昇り詰めた。店から残留も要請されたが、コロナ大流行、直前に帰国。現在、イタリア料理店のシェフを務める。

 帰国後も、料理に対する探究心は強く、睡眠時間は2.3時間程度。斬新な味覚をお客様に提供している。


 

 コンテストの応募テーマは「冷凍イタリア産グリル野菜」。約150人のうち6人が決勝に進出し、イタリアンの巨匠・片岡護さんら4人が審査。長男は冷凍ズッキーニを用いたオリジナル料理「トルタ ディ ズッキーネ」で頂点を目指した。

 結果はコンテストの常連、埼玉県のシェフに次ぐ2位。長男は「素直に評価されたことが嬉しい。デモンストレーション中のアクシデントが逆に評価に繋がり、それが無かったら勝てなかった。あくまで目標は頂点。さらに上を目指したい。応援してくだった皆さんに感謝したい」と話していた。