プライベートで忙しく昨日は更新できませんでした。(本当はリーガルハイ見ていただけ。)
今日も息子を膝の上に乗せ、カチャカチャやっております。

本日の紹介CDはこれ。


Primal Scream/Sonic Flower Groove

スコットランドを代表する変幻自在のロックンロールバンド、Primal Screamの記念すべき1stアルバム。
アルバムによって表情、サウンドを変えていく彼らの一枚目は、The Birds的なアコースティックでフォーキーなロックアルバムになってます。
他のどのバンドよりもロックミュージックを愛す彼ら。私も大好きなバンドです。キャリア全てのアルバムを聴いているほど好きです。本当に好きです。

それでは曲順をば。

1.GENTLE TUSEDAY
2.TREASURE TRIP
3.MAY THE SUN SHINE BRIGHT FOR YOU
4.SONIC SISTER LOVE
5.SILENT SPRING
6.IMPERIAL
7.LOVE YOU
8.LEAVES
9.AFTERMATH
10.WE GO DOWN SLOWLY RISING

では詳細なレビューをしていきましょう。

1.GENTLE TUSEDAY
12弦ギターとエレキギターの絡み合いから美しくキャッチーなメロディが溢れ出す。
ボーカルの気だるさもこの幻想的な曲の醍醐味。60年代的なサウンドがまたよし。

2.TREASURE TRIP
カラッと乾いたギターサウンドから始まって、全く声を張らないボーカルが絶妙にマッチしてます。
サビメロのアルペジオや、「あー」と歌うだけのサビメロなんかもいい感じです。
古臭いファズギターのソロのまま終わっていくのも渋くて好きです。

3.MAY THE SUN SHINE BRIGHT FOR YOU
アコースティックギターとエレキサウンドの絡み方がすごく丁寧。
マイナー調でダウナーなメロディと、ボーカルがしっかり合ってます。ギターのフレーズもシンプルながらかっこいいです。

4.SONIC SISTER LOVE
ドキャッチーでビートルズ的な曲。ストレートにポップで実にUK的。しかし87年にこういうことをやってのけるあたりが実にプライマルズらしいというか、異端児っぷりを発揮していますね。曲名のどこかT.Rex的な語感とかもおもしろいです。

5.SILENT SPRING
アッパーでオリエンタルな雰囲気のギター、やっぱりアホほどにキャッチーなサビメロがクセになります。
上げに上げといてサビメロではギターがアルペジオで攻めてくるところが素敵です。間奏のツインギター、パーカッションのタンバリンがベッタベタでいいですね。
アウトロの逆再生もロックに対する愛を感じられます。

6.IMPERIAL
サイケデリックなイントロからくぐもった音で曲が始まる。やっぱりけだるいボーカルが最高ですね。繰り返されるアルペジオとシンプルすぎるリズム隊、コーラスワークがポップなサイケ感を出しまくってます。心地よくなる繰り返しのフレーズがとても素敵です。

7.LOVE YOU
フォークロックってのは60年後期から興隆し、長い期間をかけて、ようやくここにたどり着いたんだなーと思うと、すごく感慨深いですね。
なんてことない曲なんですけどやっぱり素晴らしいんですよね。なによりも優しさが溢れんばかりのギターソロと「I LOVE YOU」の連呼が多幸感を煽ります。下手すぎるオルガンなんかもここしかないってタイミングで響きだすんですよ。たまんねーなー。

8.LEAVES
やっぱりど定番、というかもうやり尽くされているイントロ、やり尽くされているメロディ、やり尽くされている展開、やり尽くされているフレージング。こういうことを堂々とやって、「こういうのが好きなんだい!文句あんのか!」と彼らがドヤ顔で言っているのが容易に想像ができるというか。
そして案の定「あー、やっぱりいいなー。」なんて思っちゃうんですよね。しっかり罠にはまってる。メロディのポップさが当然のごとく素敵です。

9.AFTERMATH
ストーンズのアルバムと同名の曲。じゃあ曲はストーンズ的なのかというと全然そんなことはない。
綺麗で瑞々しいギターど前に出てくるベースが目立つ曲。サビメロのキャッチーさが最高に可愛い。

10.WE GO DOWN SLOWLY RISING
よく言えばコンパクトでキャッチーで非常に素敵なアルバムなんだけど、にたような曲ばかりといわれればそれまでなアルバムでもあるこのアルバムなんですけれども、一旦聞き始めればそんな難しいことはどうでもよくなるというか、ひたすらハッピーで美しいサウンドに飲み込まれちゃいますよねえ。
そんなアルバムの最後を飾るこの曲も、例に洩れず凄まじくハッピーです。
それまでの曲よりもアレンジがかなり大げさで、盛り上げ方もうまい。サビメロの鍵盤の入り方とか、もうベタすぎて笑っちゃうし、そのあとのアルペジオとかも教科書通りのセオリー丸出しの展開なんだけどやっぱりグッときます。そのあとは淡々と同じフレーズを繰り返して、コーラスを交えながらフェードアウトっていう余韻を残す終わり方もまた素敵です。一聴の価値あり。


総合評価、良盤!!

ソニック・フラワー・グルーヴ/ワーナーミュージック・ジャパン

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