息子をお風呂に入れて、風呂上りのアサヒプライムリッチを飲みながらカチャカチャやっています。
息子泣きすぎ。今は膝の上でうとうとしているけれど。と思ったら泣き出しました。なにこれ。

では、今日のCDを紹介していきましょう。


blur/blur

このアルバムはブリットポップの雄、blurの5枚目のオリジナルアルバム。
それまでの捻くれたポップ感は影を潜めて、暴力的でローファイなギターサウンド、サイケデリックな音像がUSオルタナへの接近を感じさせる一枚。
個人的にはblurといえばパークライフのインパクトが非常に強いんですけれども、最初に聞いたのがこのアルバム。
でも実はあんまり聞き込んでなかったりして。そんなわけで新鮮な、フレッシュな気持ちで評価できるというものです!!なんだそれ!

それでは曲順をばー。

1.Beetlebum
2.Song 2
3.Country Sad Ballad Man
4.M.O.R.
5.On Your Own
6.Theme From Retro
7.You're So Great
8.Death Of A Party
9.Chinese Bombs
10.I'm Just A Killer For Your Love
11.Look Inside America
12.Strange News From Another Star
13.Movin' On
14.Essex Dogs

それでは詳細なレビューをしていきましょう!

1.Beetlebum
読み方はビートルバム。意味わかんねえ!!
ギターの印象的で奇妙なフレーズがクセになるオルタナティブサイケデリックナンバー。
でもメロディラインは基本的にポップなのはさすがデーモンってとこでしょうか。
ぼわーっとした音の輪郭によくわからんノイジーな音が重なってくる気持ち良さはなんなんでしょうか。

2.Song 2
代表曲。クリーントーンのチャカチャカしたリフから、急に爆発ディストーションギターに切り替わるグランジソング。グレアムのやりたいことはこれだったんでしょうねえ。
シンプルだからこそどストレートにかっこいい。こういうのが僕の中のblurのイメージですね。
「ウーーーーーフゥ!」の掛け声はみんなで一緒に真似しましょう。ウーーーーーーフゥ!

3.Country Sad Ballad Man
文字通りカントリー調ではあるんですが、ヴァースのファルセットからコーラスのなぜか歪んだギターとかが今作そのもを象徴している感じ。
全体的に好き勝手にやってるオケが浮遊感を出してます。ギターの「音外れてんじゃねえか?」っていうフレーズとかが良い感じ。

4.M.O.R.
機械的なギターリフの上に鍵盤、ベースと、ボーカルと重なってきてサビメロで大爆発!しかもドキャッチーときたもんだ。
ボーカルに重なってくる無機質なコーラスが絶妙。こういうポップなサビメロはblurらしいですね。
やっぱりギターがわけわからんことやってる。

5.On Your Own
電子音から始まってローファイなギターが絡まり合ってシンガロング。ファニーでけだるいメロディもまたよしってとこでしょうか。

6.Theme From Retro
サイケデリックでドラッギーなナンバー。浮遊感たっぷりなオルガンと淡々としたドラムがただらなぬ雰囲気を漂わせています。ボーカルにも過剰なリバーブがかかってます。

7.You're So Great
アコースティックナンバー。アコギとエレキ2本重ねて録ったであろうドローファイなサウンド。
やっぱりディスートショナリーでけだるい。

8.Death Of A Party
曲名から不穏なんですけれども、イントロも不穏。ファジーなギターと不気味なオルガン、重苦しい雰囲気が突如一転してふわっとした展開に突入していく。これまたサイケデリック。
終盤のミニマルミュージック的な展開がまたサイケ感を演出してます。

9.Chinese Bombs
疾走感溢れるガレージナンバー。実はblurってこういう曲得意ですよね。
ジャキジャキのリフから歪んだベースとギター、ボーカルが突き進んでいく。1分そこそこの曲なのであっさりはしてるんですけどもインパクトはばっちりあります。

10.I'm Just A Killer For Your Love
これまたノイジーでスローなサイケデリックナンバー。女性ボーカルが重なってます。
スクラッチ音が凄まじい。ずっとザーザー言ってるギターの横でびょんびょん言ってるベースがなんかおもしろい。

11.Look Inside America
アメリカ言うてもうてるやん!!
まさしく王道バラード。ストリングスも入って、ストレートなギターフレーズと一緒になって、メロディの丁寧さを強調しています。アメリカ言うてる割にはUK魂を感じるのは私だけでしょうか。いやロンドンのバンドだから当たり前か。

12.Strange News From Another Star
異常にサイケなアコーステッィクナンバー。
終盤に若干の盛り上がりを見せる。

13.Movin' On
曲名通りのアッパーなロックンロール。でもやっぱりめちゃくちゃノイジー。
やりたい放題なギターとふにゃふにゃのボーカルが面白い。グランジチックなギターソロもいいですね。曲終わりがやたらサイケ。こんなんばっかだなこのアルバム。

14.Essex Dogs
8分超えの大作。クレヨンしんちゃんの映画に出てくる飛行船の音みたいなイントロからドラムが重なってくる。
いろいろわけのわからん音がたくさん重なってます。歯医者の音とかなんかが燃える音とかサイレンとか。ギターでやってるんでしょうか、多分そうなんでしょうけど。ベースの淡々としたフレーズも効果的で、この曲の異様なサイケデリックさを引きたたせてます。
私個人的にはこういう長尺の実験的なサイケナンバーってそこまで好きではないんですよね。楽しみ方がよくわからないっていうのが本音。いや、すごいおもしろいことやってるのはわかるんですけどね。
少し間があってから鍵盤とギターのミニマルなアウトロみたいのがあります。

総合評価、良盤!
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