【外道! 政経塾】国家論①国家形成概論④支配層と奴隷層の違い②奴隷層①定義 | 【外道政経塾】外道大魔王指南道場

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恥ずかしながらアメーバに帰ってまいりました。まあ、引っ越し先はバックアップと割り切ります。
ちょっと分野を分けてブログを再出発させます。

【外道! 政経塾】日本の取るべき政策の基本方針(個人的考え)

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多分、自分のブログを読んでいる人

で自分の政治経済的話の中で、「国

民の大半は奴隷層である」とか「日

本は米国の植民地」という書き込み

を多く見られると思うが、その部分

に対し、違和感を覚える人も多いだ

ろう。

 

そもそも、日本は教育で「民主主義

国家」であることや、道徳・精神・

倫理的に、「勤労の美学」に絡めて

「真面目に働けば評価される、出世

する、認められる」等の洗脳的教育

が身についてしまっている為である。

 

 

しかし、一般に「認めらる」「評価さ

れる」と言うのは「大金を稼いだ」

「出世した」「権威ある職位」に就

いたであり、「支配層の仲間入り

をする」という意味ではない。何が

言いたいのか?奴隷は頑張って

も、これが限界の世界だということ

なのだ。

 

いや、恐らく支配層は目に見えな

いけど何らかの形で働いているだ

ろうし、資産も多く持っている。それ

と奴隷層あがりの「成功者」と何が

違うのか?(今後奴隷の成功者を

成金・準支配層とする)。

まず第一に支配層は何もしなくて

も、権威のある職・資産形成が「世

襲的」になれる。(いや、なってしま

う・が正解かな?)

 

また、支配層は基本、「超法規的」

であること、「国家はあくまで収入

手段・所有物であり、国家破綻し

ても問題が無い」という部分が異な

る。(この「国家が破綻しても問題が

無い」ことについては、後日、別の

部分で述べる。

 

そして奴隷層が奴隷的である一

番の根拠は「日本国民の三大義

務」であろう。

『日本国憲法に定められた「教育の

義務(26条2項)」「勤労の義務(

27条1項)」「納税の義務(30条)」』

 

ここで、じゃあ「日本国憲法を守

れないのなら、日本人辞めて国

外に出ろよ」とか「勤労・納税を

奴隷的だと言うのなら民主主義

は働かないってことか?」とか、

「人間は集団生活をする上でル

ールが必要、その最低限のルー

ルを述べているだけで奴隷に

なれとは言ってない」と疑問に思

う人は多いだろう。

 

確かに原始人時代でかつ、国家・

集落の制度化はもちろん、所有権

すら概念の無い時代なら、この理

屈は通るであろう。しかし、世界の

大半(ほぼ100%)が「国家支配」

という状況の中、また「国会支配に

属さないと生きていけない」という

状況の中で、大半が「奴隷的」に生

きることは仕方無いのだ。国家に所

属し、かつ、納税・勤労の義務を負

う。

「いや、基本的人権など権利も有し

ている、奴隷的ではない」という人も

居るだろう。その部分は「感覚」なの

である。じゃあ、逆論で「奴隷は、ひ

どい条件で鎖につながれ食事も満

足に取れず、悪条件で働かせられ

ていた」と想像する人は多いだろう。

しかし、実際にその様な奴隷は居た

ものの、割合は少なく「支配層よりは

貧しいながらも、衣食住はある程度

保証していた」がほとんどなのだ。

もっと奴隷を使う人として考えよう。

あなたは奴隷を買った。家の様々

な仕事に従事させる。しかし、あまり

ひどい扱いだと「ペットと同様」に、死

んでしまい、せっかく高い金で買った

奴隷は死んでしまう。また鎖等でつな

いで作業させるには、管理・運営・隷

属的に働かせるには都合が悪いのだ。

(例えば、銃をもった見張りを付ける、

鎖が切れない様な頑丈なものを買う、

夜間等の脱走などふせぐなど、多くの

管理労力・資金が必要なのだ)

例えば、欧米で多く見られたのが家政

婦の奴隷。ひどい扱いをしている奴隷

に子供の世話をさせられるか?という

問題が生じる。基本、奴隷には、あな

たは、逃げだしたら、この国の警察・

軍隊に殺されると脅しながらも、ある

程度の衣食住・自由を保障し、反乱・

逃亡を防いだという側面も持つ。

 

奴隷の雇い主を国家、奴隷国民、そし

てある程度の生活・自由の保障をもっ

て「支配する」「隷属させる」ことを考え

れば世界は基本、いずれかの国家に

属し、かつ、その国民の大半は、奴隷

として、その国家に属する。とも言える

のだ。

 

ここで誤解しないで欲しいのは、「奴

隷層」に生まれたことを「悲観的」に

捉えるのではなく、「基本、人間は奴

隷として生まれてくるのが普通」だと

いうことだ。今放映しているドラマに

例えるなら

「僕らは奇跡でできている #5」

 

で、今回アリの生態についてちょ

こっと触れているが、アリの大半は

「働きアリ」として生まれ、死んでい

く。それが普通である様に、人間も

大半は、働きアリの様な存在で生ま

れてくるのだ。

(これ、理解していない人が多い。

良い事例が、江戸時代や戦国時代

に生まれたら~と話をする際に、な

ぜか皆さんは上位10%程度の大名

、武士、豪商等の立場はもちろん、

江戸の町に住む町人で想像する人が

多いが、正直、江戸時代に、江戸や

大阪など大都市に住むのは、大げさ

かも知れないが、「六本木ヒルズ~古

い?~に住むヒルズ族」的存在であり、

大半は、水飲み百姓であ

ることを考えれば、ひたすら農作業し、

ちょっとした農村娯楽を楽しむ庶民

で生まれ、そのまま死ぬことになると

は想像していない人が多い。ここに

現代の教育・洗脳の凄まじさを実感で

きる。奴隷なんだけど、奴隷だとは感

じさせない。まあその洗脳手法・論理

についても、後日アップすると思います。)