不快に思う事件、事象が重なった。
◇二年前◇
と書いてあるともう気分は憂鬱になるほどであった。
途中で読むのをやめようかとすら思った。
これは小説を否定しているわけではなく、
また、取り扱っている題材を否定しているわけでもない。
ただ単に、僕を通して空想された小説内の事実にたいして感じるものである。
つまり、感情移入の一種であることに触れておく。
この本を読む動機は、 まず作者。
一度は触れておきたかった。
別に名前を所々で聞いたことがある、程度だったのだけれど・・・。
次に、「広辞苑を盗みに本屋を襲う」
これには、微妙なラインをくすぐられた。
同時に葛藤。
いやいや、普段落ちつけと言っている僕がこれに乗ってもいいものか?と。
結果は周知のとおり。
振り返ってみると、時間と言葉の小説であろうか。
紡がれる言葉は、人と時間を超えて、伝えられるのだ。
こういう思いは、大切にしたいと思う。
読んでよかったね、僕さんや。
表現されている切なさを正面から受け止められてたら、もっとよかったね、僕さんや。
ちなみにすべての本に言えることですが、ミステリー要素は僕に関係ありません。
あしからず。
横滑りの可能性は大。
蛇足として。
映画化されているらしい。
どうやって表現されているのか。
ん~、見てみたい。
サブタイトルには、頭をかしげるけどね。

