独白するユニバーサル横メルカトル / 平山夢明 独白するユニバーサル横メルカトル posted with amazlet at 09.03.29 平山 夢明 光文社 売り上げランキング: 61145 おすすめ度の平均: Amazon.co.jp で詳細を見る 長い時間をかけてちょこちょこ読んでた。 読むきっかけは、このミステリーがすごい!で1位だったから。 たまには、権力に流されるべ。 もうひとつ、グロテスクだから。 たまには、嫌いなものに手を突っ込むべし。 残念ながら、耐性がついてしまっているかのように、 昔ほどの嫌悪感を感じることはできなかったけれど。 書き手の違いもあるのかないのか。 とりあえず、これがミステリーなのかという問題は置いておいく。 短編集。 「~(ニコチン)と少年」 題名を略すのは、僕のものぐさなので許して。 本の最初に収録されている作品。 最後の一文で、そうか、と思う。 この人は、僕を置いて行く気だ。 「Ωの聖餐」 小説は、現実の上位に位置する予想問題だ。 「無垢の祈り」 以前から好きな形を内包。 「オペラントの肖像」 おもしろかった。 「卵男」 おもしろかった? 「すまじき熱帯」 とくになし。 「好きの反対は無関心」とは誰が言ったのだろうか? 同意はできない。 つまりそういう意味ではないってこと。 「独白する~」 表題作。 <路><端><区>等で、下世話ににやにや。 僕の重要認識、自由意思にまで食い込んでくる問題。 編図でにやにや。 「怪物のような顔の女と溶けた時計のような頭の男」 文章等の問題を越えて、 嫌悪の対象となるべき状況を見せられる。 反応はなし。 本格的に大事な何かを忘れてきてしまったようだ。 まとめ 得るものは得た。 横滑りする気はない。 「おもしろくない本はない」 作家の京極夏彦先生の至言。 先生の本は読んだことがない事実を差し置いて。 僕にとって、 本とは、自己を見つめなおす作業。 これが第一。 次に、本と対面する。 そんな確認をする。 笑えることに、一冊の本のまとめすらしていない。 本に携わる人に怒られそうだ。