【露頭位置】
山梨県南巨摩郡身延町遅沢 早川橋
N35°26'0.6" E138°25'22.3"
【参考文献】
1:50,000地質図「身延」(2018)
この場所の地質体の時代・地層名・岩相について、参考文献から引用します。
▶新第三紀 後期中新世
▶富士川層群
▶相又層
▶鷹取火山砕屑岩砂岩泥岩部層
▶泥岩及び砂岩泥岩互層(安山岩火山砕屑岩の薄層を挟む)
2019年に訪問いたしました。
下流を背にして見た早川橋です。
早川左岸から対岸を眺めた景色です。
急傾斜した泥岩が現れています。参考文献の地質平面図によりますと、層理の走向はNNW-SSE、傾斜はWSW側へ70° と示されています。
急傾斜した泥岩層。スレーキングしているため、ハンマーピックの軽い打撃でボロボロに崩すことができてしまいます。
手前には泥岩、ハンマーを置いていあるところには火山礫凝灰岩が現れています。
泥岩と火山礫凝灰岩
泥岩の火山礫凝灰岩。泥岩には右側(西側)へ急傾斜する細かい板状の割れ目が発達しており、これが層理にあたります。
泥岩と火山礫凝灰岩
泥岩と火山礫凝灰岩。ハンマーの枝の方向にある泥岩の割れ目が層理です。泥岩と火山礫凝灰岩の境界は平滑ではなく凸凹しています。
ハンマーを置いてあるところでは、泥岩の中に火山礫凝灰岩が半島状に分布しています。何故このようになっているのか、恐れ入りますが詳細不明です。
火山礫凝灰岩
火山礫凝灰岩。堆積構造は不明瞭です(塊状無層理)。
礫の大きさは径64mmより小さい火山礫(lapilli ラピリ)が圧倒的に多いですが、このように大きな礫がポツンと含まれていることもあります。
火山礫凝灰岩
安山岩の礫が多数派ですが、花崗岩質岩の礫も稀に含まれています。
火山礫凝灰岩
写真左下に花崗岩質岩の礫があります。
火山礫凝灰岩に変位を与える断層がありました。
火山礫凝灰岩と断層
火山礫凝灰岩。小断層によって切断された礫がありました。





















