【露頭位置】

静岡県賀茂郡松崎町江奈 弁天島

N34°45'30.9" E138°46'31.6"

2016年に訪問いたしました。

 

【参考文献】

1:50,000地質図「下田」(1970)

 

この場所の地質体の時代・地層名・岩相について、参考文献から引用します。

▶新第三紀 中新世

▶白浜層群

▶輝石安山岩類

▶火山角礫岩・火山円礫岩および輝石安山岩

 

現地にあった伊豆半島ジオパークの解説看板によりますと、松崎町の弁天島には水の底を流れた溶岩がバラバラになった水冷破砕溶岩が現れています。

参考文献の地質図の凡例でいう“火山角礫岩”に相当するものです。

安山岩の角礫が岩塊からなります。

左端のスケールは1mです。

礫や岩塊の間の明るい色の部分も、細かく粉砕された安山岩溶岩からなります。

破砕を免れた大きな岩塊も所々に見られます。立て掛けているスケールは1mです。

水冷破砕溶岩に含まれている大きな岩塊の内部にはクラックが生じていることが殆どです。岩塊の輪郭も凸凹しており、周りの水冷破砕溶岩に移り変わっている様子が見られます。

スケールの長さは1mです。

クラックを有する大きな岩塊

クラックを有する大きな岩塊

 

この岩塊についてはジオパークの解説看板にも写真が掲載されています。岩塊の輪郭とほぼ直交する節理が見られます。岩塊が定置したとき、岩塊が高温状態であったことを示唆します。

 

【関連リンク】

 

【露頭位置】

静岡県賀茂郡南伊豆町小浦

N34°40'4.0" E138°46'44.4"

 

南伊豆町の妻良漁港、地形図の黄色菱形の場所から、蛇下りと呼ばれている岩脈を観察いたしました。参考文献によりますと、この場所には新第三紀の白浜層群に属する一色凝灰質岩層が分布しています。

 

【参考文献】

狩野謙一,1983,安山岩質海底火山の浅部構造―伊豆半島南端部の新第三系白浜層群に見られる例―.静岡大学地球科学研究報告,8,9-37.

 

 

妻良漁港から遠望した蛇下りの岩脈です。地理院地図によりますと、崖の高さはおよそ80mです。

岩脈の右側の境界が随分と湾曲しているように見えますが、これは岩脈右側の母岩(host rock)の岩盤が剥離しているため、このような見かけをしていると考えられます。

伊豆半島ジオパークのWebサイトでは、蛇下りの岩脈を正面から捉えた写真が掲載されています。その写真によりますと岩脈の右側の輪郭は概ね真っすぐと見受けられます。妻良漁港から斜めに岩脈を眺めることによって、岩脈の右側が不規則な輪郭であるように見えます。

岩脈の周りの母岩について、白い層は凝灰岩、そのほかは礫混じりの凝灰質砂岩(水底土石流堆積物)と思われます。

典型的なシート状貫入岩体の節理の入り方が見られます。

貫入面とほぼ直交する節理の様子がはっきりと判ります。

 

【関連リンク】

 

【露頭位置】

静岡県賀茂郡南伊豆町入間

N34°37'58.8" E138°47'38.3" (Loc.2)

 

 

【参考文献】

狩野謙一・伊藤谷生,2016,伊豆半島南部の新第三系白浜層群に見られる浅海底火山活動と堆積・造構過程との相互作用.地質学雑誌,122,8,413-432.

 

南伊豆町の富戸ノ浜にて、新第三紀の白浜層群吉田安山岩層に属する自破砕溶岩と、自破砕溶岩を貫く安山岩の岩脈を見ることができました。2017年と2019年に撮影した露頭写真を示してまいります。

 

北方から眺めた見学箇所です。左側の浜辺が富戸ノ浜です。右奥が三ツ石岬です。

左下の崖がLoc.1と2です。

北方から遠望したLoc.1の安山岩岩脈

 

Loc.1 自破砕溶岩を貫く安山岩岩脈。岩脈の幅は約3mです。貫入面の走向傾斜は N69°W 58°N です。下端に1mスケールを置いています。

Loc.1 自破砕溶岩を貫く安山岩岩脈。岩脈内部には、貫入面とほぼ平行な節理と、貫入面とほぼ直交する節理が生じています。ハンマーの長さは33cmです。

Loc.1 左が安山岩岩脈、右が自破砕溶岩です。

Loc.1 岩脈を構成する安山岩。暗青灰色を呈します。肉眼で見えるような斑晶は乏しいです。

Loc.1 左上が安山岩岩脈、中央~右が自破砕溶岩です。置いてあるスケールは1mです。

Loc.1 自破砕溶岩の転石

Loc.1 自破砕溶岩の転石

Loc.1 自破砕溶岩の転石です。岩塊(バラバラになった溶岩)が急冷相を有していることが良く分かります。

Loc.1 安山岩岩脈が2枚並んでいます。

Loc.1 自破砕溶岩を貫く安山岩岩脈。置いてあるスケールは1mです。この露頭の岩盤の亀裂に着目しますと、自破砕溶岩よりも岩脈の方が亀裂が細かく発達していることが判ります。

 

Loc.2 安山岩質の自破砕溶岩

Loc.2 自破砕溶岩

Loc.2 自破砕溶岩。参考文献によりますと、枕状溶岩の破片であるピローブレッチャーが含まれています。確かに、岩塊の輪郭が丸みを帯びています。

Loc.2 これが参考文献のFig.5で示されている枕状溶岩にあたるものかもしれません。

Loc.2 こちらも、参考文献のFig.5で示されている枕状溶岩にあたるものかもしれません。

 

Loc.3 自破砕溶岩を貫く安山岩岩脈。岩脈の幅は最大で約3mです。貫入面の走向傾斜は、岩脈の左側(北側)がN85°W 78°N、右側(南側)が N82°W 82°N です。岩塊内部には、貫入面とほぼ直交する節理と、貫入面とほぼ平行な節理が見られます。右下に1mスケールを置いています。

Loc.3 自破砕溶岩を貫く安山岩岩脈。右下に1mスケールを置いています。

Loc.3 左が安山岩岩脈、右が自破砕溶岩です。右下のスケールは23cmです。

Loc.3 左が自破砕溶岩、右が安山岩岩脈です。岩脈の境界近傍にはガラス質の黒い急冷相が生じています。

Loc.3 上が自破砕溶岩、下が安山岩岩脈です。岩脈の境界近傍にはガラス質の黒い急冷相が生じています。

Loc.3 岩脈の急冷相の接写です。鈍い光沢を有します。

Loc.3 岩脈の岩壁にガラス質の急冷相がへばりついているような姿が見られます。

Loc.3 左側(南側)が自破砕溶岩、右側が安山岩岩脈です。中央に幅1cm前後の急冷相があります。

Loc.3 自破砕溶岩。左下のスケールは1mです。

Loc.3 自破砕溶岩

Loc.3 自破砕溶岩。こちらにも丸みを帯びた岩塊がありました。

 

【関連リンク】

 

【露頭位置】

静岡県賀茂郡南伊豆町入間 富戸ノ浜の南方

N34°37'54.9" E138°47'38.3"

 

 

【参考文献】

狩野謙一,1983,安山岩質海底火山の浅部構造―伊豆半島南端部の新第三系白浜層群に見られる例―.静岡大学地球科学研究報告,8,9-37.

 

2020年に訪問いたしました。ここでは新第三紀の白浜層群の一色凝灰岩層に属する火山砕屑岩と、安山岩貫入岩を見ることができました。

 

画像中央が今回観察した箇所です。左の黒っぽい色の崖が安山岩質自破砕溶岩、右の黄褐色の崖が凝灰岩です。両者の間には幅5m程の安山岩貫入岩(岩脈)があります。

凝灰岩層。接写を撮るのを失念してしまいましたが、立てかけている1mスケールの直下には斜交成層が見られます。

左端が安山岩貫入岩、中央~右が凝灰岩です。

露頭概要図です。安山岩貫入岩・自破砕溶岩と凝灰岩類はENE-WSW走向の断層で接していると解釈いたしました。紡錘形の安山岩も特徴的です。断層によるダメージは凝灰岩類の方が強く受けているように見られます。そのため、断層が生じた後に、断層に沿って安山岩が貫入してきたと想像されます。

安山岩貫入岩(左)と凝灰岩。右奥の凝灰岩の中に紡錘形の安山岩が見られます。写真下端に1mスケールを置いています。

安山岩貫入岩(左上)と凝灰岩。境界断層とほぼ平行な断層が凝灰岩の中にも見られます。右奥に1mスケールを置いています。

この写真の範囲では安山岩質の自破砕溶岩が現れていました。

安山岩質自破砕溶岩

左上が安山岩貫入岩、中央に凝灰岩に囲まれた紡錘形の安山岩があります。置いてあるスケールは1mです。

紡錘形安山岩の周辺の凝灰岩には断層が発達しています。

 

紡錘形安山岩の周縁には、輪郭とほぼ直交する節理が生じています。

紡錘型安山岩の周縁に見られる黒色の急冷相。左が凝灰岩、右が安山岩です。

紡錘型安山岩の周縁に見られる黒色の急冷相。上が安山岩、下が凝灰岩です。

左が紡錘形の安山岩です。中央には断層と解釈される割れ目の密集帯があります。

 

【関連リンク】

 

【露頭位置】

静岡県賀茂郡南伊豆町入間 富戸ノ浜の南方

N34°37'50.1" E138°47'39.2"

 

 

【参考文献】

狩野謙一,1983,安山岩質海底火山の浅部構造―伊豆半島南端部の新第三系白浜層群に見られる例―.静岡大学地球科学研究報告,8,9-37.

 

2020年に訪問いたしました。ここでは新第三紀の白浜層群の一色凝灰岩層に属する火山砕屑岩と、安山岩貫入岩を見ることができました。

 

露頭全景です。左側へ緩く傾く凝灰岩と凝灰角礫岩が現れていました。水底地すべりの痕跡であるスランプ構造がこの露頭の特徴です。写真左下の凝灰岩の層理とスランプ層の底面が斜交しているため、この凝灰岩層は上位のスランプ層によって削られていると解釈されます。このほかに、プルーム形(上昇する煙の形)の安山岩貫入岩も見ることができました。

 

 

凝灰岩層。立て掛けているスケールは1mです。

凝灰岩層

凝灰岩層。貝化石のようなものが含まれています。

スランプ構造を有する凝灰岩(下)と整然とした凝灰岩層(上)。ハンマーの長さは30cmです。

スランプ構造を有する凝灰岩。元々は整然とした地層だったはずですが、水底地すべりによってこのような乱雑な姿になったと考えられます。中央に長径1.5mほどの凝灰岩ブロックがあります。

凝灰岩の上に重なる凝灰角礫岩

凝灰角礫岩

 

スランプ構造を有する凝灰岩を貫く安山岩。貫入岩体頂部がキノコの傘のようになっています。

スランプ構造を有する凝灰岩を貫く安山岩。貫入岩体内部にも黒い急冷相が見られることから、貫入が1回だけでなく、少なくとも2回はあったと想像されます。

貫入岩体頂部、キノコの傘にあたる箇所です。

 

【関連リンク】

 

【露頭位置】

静岡県賀茂郡南伊豆町入間 富戸ノ浜の南方

N34°37'49.1" E138°47'39.0"

 

 

 

【参考文献】

狩野謙一,1983,安山岩質海底火山の浅部構造―伊豆半島南端部の新第三系白浜層群に見られる例―.静岡大学地球科学研究報告,8,9-37.

 

2020年に訪問いたしました。ここでは新第三紀の白浜層群の一色凝灰岩層に属する凝灰岩と安山岩貫入岩を見ることができました。

露頭全景です。左側(南側)の黒っぽい岩が安山岩貫入岩、右側(北側)の黄粉色の岩が凝灰岩です。背景と同化して分かりづらいですが、凝灰岩の上に1mスケールを置いています。

露頭概要図です。緩い傾斜の凝灰岩層を断ち切るように安山岩が貫入しています。境界近傍では、凝灰岩が安山岩の中に取り込まれています。貫入岩急冷相にはガラス質の安山岩が見られます。

安山岩貫入岩(左)と凝灰岩(右)。スケールは23cmです。

境界近傍では、安山岩の中に凝灰岩の岩塊が取り込まれている(捕獲されている)様子を見ることができました。

凝灰岩(下)と安山岩貫入岩(上)。境界付近の貫入岩には縞模様が見えますが、この領域を急冷相といたしました。置いてあるスケールは23cmです。

貫入岩急冷相は、このように黒光りする層状のガラス質安山岩によって特徴づけられます。

急冷相の縞模様は、凝灰岩との接触境界と概ね平行です。

ガラス質安山岩は黒色を呈し、鈍い光沢を有します。

 

【関連リンク】

 

【露頭位置】

静岡県賀茂郡南伊豆町入間

N34°37'39.4" E138°48'28.5" (Loc.3)

 

 

【参考文献】

狩野謙一・伊藤谷生,2016,伊豆半島南部の新第三系白浜層群に見られる浅海底火山活動と堆積・造構過程との相互作用.地質学雑誌,122,8,413-432.

 

2018年にLoc.1~4の地点で新第三紀の白浜層群を観察いたしました。参考文献によりますと、Loc.1と2には一色凝灰岩層の凝灰岩と吉田安山岩の自破砕溶岩、Loc.3と4には吉田安山岩層の自破砕溶岩が分布しています。

入間漁港の入り江の西岸から遠望したLoc.1です。中央下の白い岩が凝灰岩、その上の灰色の岩が自破砕溶岩(水冷破砕溶岩)です。右端の黒っぽい岩は安山岩の貫入岩です。
Loc.1 凝灰岩の上に自破砕溶岩が重なっています。両者の境界は意外にも平滑です。左端に1mスケールを立てかけています。
Loc.1 
Loc.1 
Loc.1 自破砕溶岩。写真下端のスケールは1mです。
Loc.1 安山岩質の自破砕溶岩です。岩塊内部にも細かい亀裂が入っている様子が見られます。
Loc.1 自破砕溶岩。写真下端のスケールは1mです。
Loc.1 自破砕溶岩
 
Loc.2 
Loc.2 狭い範囲ですが、ここにも凝灰岩が現れていました。その上に自破砕溶岩が重なっています。写真下端のスケールは1mです。
Loc.2 両者の境界は凸凹しています。
Loc.2 凝灰岩の上に重なる自破砕溶岩
 
Loc.3 入間漁港の入り江の西岸です。ここには白浜層群吉田安山岩層に属する自破砕溶岩が現れています。
Loc.3 自破砕溶岩
Loc.3 自破砕溶岩。写真下端のスケールは1mです。
Loc.3 自破砕溶岩。岩塊の種類は単一で、安山岩からなります。岩塊の大きさはまちまちです。岩塊内部にはクラックが生じていることが少なくありません。岩塊がバラバラになる直前の状態が保たれていると見受けられます。

Loc.3 自破砕溶岩。高角度の節理(一部は開口)が見られます。写真下端のスケールは1mです。
Loc.3 自破砕溶岩
 
Loc.4 入間の集落と三ツ石岬の間の林道です。ここにも自破砕溶岩が現れています。
Loc.4 自破砕溶岩。写真下端に1mスケールを置いています。何の変哲もない露頭に見えますが、、、
Loc.4 放射状の節理を有する岩塊がありました。これがLoc.4の見どころです。
Loc.4 この岩塊が定置した際、岩塊(溶岩の破片)はまだ高温状態であったことを示唆します。
Loc.4 自破砕溶岩
Loc.4 放射状節理を有する自破砕溶岩の岩塊。岩塊の輪郭の近くでは、節理が細かく発達している様子も見られます。
 
【関連リンク】

【露頭位置】

静岡県賀茂郡南伊豆町入間

N34°37'36.5" E138°48'35.4"

 

 

【参考文献】

狩野謙一・伊藤谷生,2016,伊豆半島南部の新第三系白浜層群に見られる浅海底火山活動と堆積・造構過程との相互作用.地質学雑誌,122,8,413-432.

 

断崖絶壁のため直接触れて確認することはできませんでしたが、参考文献で述べられている安山岩の岩脈を眺めることができました。2018年に撮影した写真を提示いたします。

新第三紀の白浜層群を貫く安山岩岩脈

参考文献でも述べられていますように、同じ凝灰岩層(白い岩)が岩脈の北東側では低い位置にあり、岩脈の南西側では約20m高い所にあります。この状況から、断層によって白浜層群が変位→岩脈貫入、または岩脈貫入後に断層が変位したと考えられています。

 

 

 

 

 

安山岩岩脈と礫岩(水中土石流堆積物)の境界のクローズアップです。境界付近の岩脈が黒くなっているのは、急冷によってガラス質になっているためだと思われます。

 

西方から遠望した安山岩岩脈

ここからは崩壊地形の話題に移ります。正面の標高153mピークの麓には、巨大な岩塊がゴロゴロと集積しており、崖崩れが生じたことが窺えます。

北西より眺めた崩壊地です。

参考文献によりますと、この写真の範囲には白浜層群吉田安山岩層の自破砕溶岩(水冷破砕溶岩)が分布しています。崩壊地上部には開口した亀裂らしきものが見られました。将来、岩の塔が倒れ込むような崩壊が生じるかもしれません。中央左側には、開口した亀裂に嵌まり込んだ岩塊が見られます。

崩壊地の中腹です。崖の下に集積している落石の岩塊が巨大なのは、このように亀裂の間隔が広いためだと考えられます。

崩壊地の麓に集積した巨大な岩塊。テトラポッドと比べると大きさが判るかと存じます。

 

国土地理院 地理院地図のキャプチャーです。十字の真南が、当記事で触れた崩壊地があるところです。1963年の空中写真でも、崖の麓に落石の岩塊が集積しているように見えます。

1976年の空中写真では、崩壊地が拡大していることが判ります。1974年5月9日の伊豆半島沖地震の際に、このようになったかもしれません。

 

【関連リンク】

 

【露頭位置】

静岡県賀茂郡南伊豆町入間

N34°37'47.3" E138°48'43.4"

 

 

【参考文献】

狩野謙一,1983,安山岩質海底火山の浅部構造―伊豆半島南端部の新第三系白浜層群に見られる例―.静岡大学地球科学研究報告,8,9-37.

 

2017年に撮影した露頭写真を紹介いたします。

参考文献によりますと、この場所には新第三紀の白浜層群一色凝灰岩層に属する火山砕屑岩が分布しています。

凝灰岩だけでなく凝灰角礫岩に相当するような礫の多い層もあります。これらの火山砕屑岩類に変位を与える正断層も見られます。

凝灰岩層があることによって断層の変位の様子が明確に判ります。

変位量は大きくないですが、教科書の挿絵のような正断層を道路沿いで手軽に観察できる事例は珍しいと思われます。Google Mapのストリートビューでも見ることができました。

数条の断層が並んでいます。断層の面は癒着しており、未固結の破砕物質も認められませんでした。ハンマーの長さは33cmです。

凝灰岩層のクローズアップです。下は火山礫凝灰岩、上は火山礫凝灰岩~凝灰角礫岩に相当する地層です。

凝灰岩層の食い違いから、ここでも断層の存在が判ります。立て掛けているスケールは1mです。

凝灰岩と凝灰角礫岩に変位を与える高角度の断層

こちらにも正断層がありました。立て掛けているスケールは1mです。

凝灰岩層が無かったら断層が在ることを見落としてしまいそうです。

凝灰角礫岩の中では、断層は目立たなくなります。

 

 

凝灰岩層の中に安山岩の大きな角礫が点在する不思議な堆積構造が見られました。

 

【関連リンク】

 

これまでに掲載いたしました、伊豆半島の記事のリンクを示してまいります。