字が読めること、書けることは素晴らしいことだと思われます。
既に慣れている人には何もない読みと書きが、字を始めから学んだ1928年生まれのお婆さんには字が文章になって、詩になり、人生の話になります。
学びの感動は心が躍ることかも知りません。

この本を書いた著者は詩人のキム・ヨンテクさん(1948年生まれ)とお母さんのバク・ドクソンさん(1928年生まれ)、妻のイ・ウンヨンさんです。著者が3人になっていますが、キムさんはエピローグだけを書きました。
主な著者はバク・ドクソンさんだと思われます。
農業をしていたお婆さんが病院に入院して、一日中何もせずに時間を過ごすのは大変苦しいことだと思われます。
嫁さんが、お婆さん(姑)のことが気になって、刺繍の糸と布切れを買います。お婆さんは病室で縫い物をしながら生き生きした顔になったそうです。キレイな作品が完成されます。
嫁さんはまた、色鉛筆とペンを買って何かを書くように勧めたそうです。最初は字が苦手でなお婆さんのために、お婆さんの話を嫁さんが書き取ったら、お婆さんはそれを見て書き写したそうです。
お婆さんの人生の物語が積もって、詩人の息子が本に出版したそうです。
時間が過ぎてからはお婆さんは自ら読めるようになったそうです。息子の散文集や本の題目をすらすら読んだときは、家族が歓呼したそうです。
お婆さんは文章を通して自分の感情を表現しながら、心の余裕も持つことになったみたいです。彼女の変化は家族にも肯定的な影響が与えられたそうです。
韓国では姑と嫁の関係は難しいと言われています。いくら仲良くても、姑は姑、嫁は嫁。でも、この本ではとても羨ましく感じられました。幸せは伝染されるからでしょうか。


