令和8年1月12日(月)
お早うございます。
今日も、私、竹内しげやすの一般質問の続きを紹介いたします。
令和7年12月定例会 令和7年12月4日(木)
カ 持続可能な財政運営に向けた歳出改革の取り組みについて
我が国の財政状況は、少子高齢化の進行や社会保障費の増加、災害対応や経済対策などにより、依然として厳しい状況が続いております。
こうした中、将来世代に過度な負担を残さないためにも、持続可能な財政運営の確立は喫緊の課題であり、歳出改革の不断の取り組みが求められています。
令和8年度予算編成においては、限られた財源の中で真に必要な施策に重点的に資源を配分し、無駄の排除と効率的な予算執行を徹底することが不可欠であります。
そこでお伺いします。
令和8年度予算編成にあたり、歳出改革に関してどのような方針で臨まれているのか。 また、特別会計や補助金制度の見直し、行政事業レビューの活用など、具体的な取り組みについて、どのように進められているのか。
加えて、自治体間との連携による財政の効率化や、デジタル技術の活用による行政コストの削減についても、どのような施策が検討されているのか、併せてお伺いします。
答弁) 本市では、持続可能な財政運営の確立を最優先課題とし、歳出改革、人員・業務の効率化、民間活力やデジタル技術の積極活用を進め、財政基盤の強化と経費削減を図る必要があると考えております。
財政状況につきましては、財政的課題のご質問の中でも答弁させていただきましたように、全職員がスクラップ・アンド・ビルドの考え方を持って取り組むことが歳出改革には必要であると考えております。また、様々な補助金制度に関しても、これまで以上に事業の成果や費用対効果を見極める必要があると考えております。
自治体間連携といたしましては、愛知県後期高齢者医療広域連合や東三河広域連合において共同処理事務を実施していくことで共通経費の削減に寄与していると考えておりますので、引き続き負担金の支出などの歳出予算が必要と考えています。
デジタル技術の活用といたしましては、標準準拠システムへの移行対応を着実に実施していくことや、就労人口の減少といった社会課題に対応していく上でも、DXの推進を押し進め、将来的なコスト削減を図る施策を展開していくことが重要であると考えております。
持続可能な財政運営の確立は、今後の市政において極めて重要な課題です。
限られた財源の中で無駄を見直し、必要な分野に的確に投資するという姿勢に安心感を覚えます。
蒲郡市が進める『まちづくりDX基本方針』や、産学官連携によるDX推進の取り組みは、行政サービスの質の向上や職員の負担軽減につながるものとして、大いに期待しています。
また、補助金制度の見直しや自治体間連携による経費削減など、市民目線に立った効率的で透明性の高い財政運営を、今後も着実に推進していただきたいです。
財政の厳しさが続く中でも、サービスの質を維持しながら工夫を重ねる取り組みに感謝申し上げます。これからも、市民の暮らしに寄り添った柔軟な対応を期待しています。
<参 考>
上杉鷹山が行った米沢藩改革は、「精神の改革」「財政の再建」「産業の開発」の3本の柱から成り立っていました。
この中で、特に注目されるのが「精神の改革」でした。
これがあってこそ、「財政の再建」、「産業の開発」がなり、トータルとして完璧なまでの米沢藩藩政改革が成功したのです。
「精神の改革」を理解するうえで、とても参考になるのが、鷹山が家督を譲るにあたり、世子である治広に与え、、明治維新を迎えるまで上杉家の家訓として伝承された『伝国の辞』です。
【『伝国の辞』とは】
一、国家は先祖より子孫へ伝え候国家にして我私すべき物にはこれ無く候
一、人民は国家に属したる人民にして我私すべき物にはこれ無く候
一、国家人民の為に立てたる君にて君の為に立たる国家人民にはこれ無く候
ここに書かれている国家とは藩を指します。この3か条を簡単に要約してみると以下のようになります。
「藩は藩主の私物ではない。藩士も民もまた藩主の私物ではない。そして、藩主というものは、藩と藩士と民のために仕事をするものだ」
次回へつづく!