令和8年5月5日(火)
お早うございます。
5月5日は「こどもの日」。
青空を泳ぐ鯉のぼりを見ると、季節の移ろいを感じる人も多いでしょう。
しかし近年、街中で鯉のぼりを見かける機会はずいぶん減りました。
かつてはどの家にも当たり前のように掲げられていた鯉のぼりが、なぜ姿を消しつつあるのでしょうか。
この記事では、昔のこどもの日の風景と、現代のこどもの日の過ごし方の違いを振り返りながら、今も変わらず受け継がれている思いについて考えてみます。
昭和から平成初期にかけて、こどもの日といえば「鯉のぼり」。
庭のある家が多かったこともあり、地域によっては家々の屋根より高く、色とりどりの鯉が風に泳ぐ光景が当たり前でした。
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大きな真鯉・緋鯉・子鯉が連なる伝統的なスタイル
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竹竿を高く立て、風を受けて勢いよく泳ぐ姿
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近所同士で「今年は立派なのを買ったね」と話題にする文化
鯉のぼりは「子どもが立派に成長するように」という願いを象徴するもので、家庭の誇りでもありました。
では、なぜ今は鯉のぼりを見かけなくなったのでしょうか。 理由はいくつかあります。
1. 住宅事情の変化
マンションやアパートが増え、大きな鯉のぼりを立てるスペースがない家庭が増加しました。
2. 近隣への配慮
強風で倒れる危険や、音・スペースの問題から、大きな鯉のぼりを避ける家庭が増えたことも背景にあります。
3. ライフスタイルの多様化
共働き家庭の増加や、季節行事への関わり方の変化により、 「鯉のぼりを出す・片付ける」という手間を避ける傾向もあります。
4. 室内用・コンパクト化への移行
今は室内用の小さな鯉のぼりやタペストリーが主流になり、外に掲げる家庭が減りました。
それでも残る「子どもの成長を願う気持ち」
鯉のぼりの形は変わっても、子どもの健やかな成長を願う気持ちは昔も今も変わりません。
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室内用の鯉のぼりや兜飾り
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SNSでの「こどもの日」投稿
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地域イベントでの大規模な鯉のぼり掲揚
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公園や川沿いに並ぶ「みんなの鯉のぼり」企画
個人の家では減ったものの、地域全体で楽しむスタイルが増えているのも現代らしい変化です。
鯉のぼりが減ったことを寂しく感じる人もいるかもしれません。
しかし、こどもの日は「形」よりも「願い」が大切。
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家族で柏餅を食べる
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子どもの成長を振り返る
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写真を撮って記録を残す
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地域の鯉のぼりイベントに参加する
こうした小さな習慣が、子どもにとっての「思い出」になっていきます。
昔のように家々に鯉のぼりが並ぶ光景は少なくなりましたが、 こどもの日が持つ意味は今も変わりません。
「子どもが健やかに育ち、幸せな人生を歩めますように」
その願いは、時代を超えて受け継がれています。
今年のこどもの日も、家族でゆっくりと子どもの成長を祝う一日にしてみてはいかがでしょう。
