令和4年9月14日(水)
お早うございます。

昨日(9/13)は、午前10時より6階第二委員会室にて、経済委員会が開かれました。
経済委員会は審議する議案は無く、1件の報告事項のみです。

<報告事項>
・損害賠償請求事件の判決について

令和元年9月一般質問 「豊岡町陳ノ山地内の市道の違法掘削に対する損害賠償について」
 平成26年8月頃に、陳ノ山地内の土砂掘削行為に対して、近隣住民から土砂の崩壊に関する相談があったことからです。山になっている所を片側から削っていくわけですから、順番に塀のような崖になって行くわけですよね。その下に民家があるわけですからそこに住んでいる住民の方は不安になるわけです。まず最初に、その近隣住民から相談があった時の市の対応について伺います。

答弁  平成26年8月は、近隣住民から「土砂採取に伴い、土砂崩れが心配」という相談があったため、土砂を採取していた梅藪事業所に対し、近隣住民への工事説明と安全対策を行うように指導した。平成26年11月に梅藪事業所から近隣住民に、土取工事の概要と安全対策について、現地で説明があった。この時は梅藪事業所、下請け業者である小田桐功、地元住民、市議会議員、土木港湾課職員が現地に立ち会った。説明の内容は、「エリアは広げない。崖について、崩れないよう対策する。今後、作業する場合は、付近住民へ十分説明した上で行う。」という内容であった。

11月5日に現地にて説明会を行ったときには、私もいましたのでよく覚えていますが、2業者からは、「現状のままでもうこれ以上、土は掘らない、平らに均す、崩れないように土留めを出来る限りやる」ということでした。その日はそれで解散いたしましたが、10日もたたないうちに周辺住民の方から工事が始まったとの連絡がありました。
この時、周辺住民の方が一番心配されていたのは、もうすでに東矢田陣の山1号線。2号線は掘削されていた状態ですが、もっと南にある市道(赤線)があるのですが、そこを掘削されるとその下がすぐに民家があるので、非常に心配されていましたし、その市道(赤線)は絶対に掘削しないように言って下さいねと何度もお願いされました。
それで、近隣住民から相談があった時に、市道の違法掘削についてはどのように対応されたか伺います。

答弁  市道の掘削行為については、当時、梅藪事業所に「道路を掘削する時は、承認工事の許可が必要で、無許可で掘削することは違法行為になる。」ということを指導した。
ありがとうございます。そのかいあってか、少し周辺住民の方も落ち着いてきました。そして、平成28年の5月を向かえるわけです。
新聞やテレビにも報道されましたが、当時の新聞の記事によりますと平成28年5月になって地権者の親族から掘削工事に関する苦情が寄せられ、2業者が掘削の事実を認めたことにより、事態は市道の違法掘削、損害賠償へと進展してゆくわけです。
そこで、平成28年5月以降、市の対応について伺います。

答弁  平成28年5月に土砂採掘行為が再開されていることが判明したため、梅藪事業所と小田桐功に対して、道路法に基づき、「工事を中止し、道路を原状回復するために、境界杭を復元し、平成28年12月に、「注意書」による指導を通じて、損害賠償請求の通知書を発送した。納付期限になっても、支払いに応じないため、平成30年2月に、損害賠償請求額の支払いを求める訴えを提起することにした。

それでは、最後の質問です。市道周辺の農地改良という名目の土取りは、違反転用となったわけですが、違法転用となった農地の今後について伺います。

答弁  周辺農地については、平成28年5月に土砂の採取を行っていることが確認できましたため、農地法第5条の許可を受けることなく土地の改変を行っているとして、平成28年12月、2事業者に対し、勧告書の送付を行いました。その後も事業者による農地への回復が行われなかったため、平成29年9月に土地所有者に対し、陳ノ山地内地権者説明会を開催し、同年10月に24件の土地所有者に対し、指導通知書を発送しております。現在、土地所有者の内3件については、農地としての利用を再開していただき、是正計画の完了報告もいただいております。いまだ是正計画の作成に至っていない土地所有者及び2事業者に対しましては、今後も継続的に指導を行い、現状は法令違反となっており、農地としての利用を再開していただく必要があることを理解していただき、農地回復を行っていただくように努めてまいります。

平成30年2月7日訴状提出
第106号議案 陣の山地内の市道を違法に掘削した事業者が、当該市道の復旧に係る損害賠償請求額の支払いに応じない為、損害賠償請求額の支払いを求める訴えを提訴する。・・・この第106号議案に対して質疑を行いました。
損害賠償金額:85,910,327円
被告:有限会社梅藪事業所 代表取締役 牧野 郁生
   小田桐功

令和4年5月25日 有限会社梅藪事業所と和解成立
令和4年6月10日 解決金300万円の入金確認
令和4年8月31日 判決言渡
主文
被告(小田桐功)は原告(蒲郡市)に対し348万2,115円及びうち317万2,115円に対する令和4年6月11日から、うち31万円に対する平成29年9月21日から、各支払い済みまで年8分の割合による金員を支払え。

今後の見込み
・判決内容の履行を被告小田桐功に求める
・市道の回復については、周辺の土地利用の状況を踏まえ検討する。


今日は午前10時から第二委員会室にて、文教委員会が開かれます。
各常任委員会もライブ中継を行っています。
是非、ご視聴下さい。
よろしくお願いいたします。