平成30年2月24日(土)
お早うございます。

今日は、議員心得箇条 条文八【勉強】を紹介いたします。
<過去の掲載>
条文一【市民の代表】議員は市民の代表たれ。 2016年03月25日
条文二【決まりを守る】議員は決まりを守れ。 2016年04月03日
条文三【リーダーシップ】議員はリーダーシップを発揮せよ。2017年01月05日
条文四【無知の知】 議員は常に謙虚であれ。 2017年04月09日
条文五【公平であること】議員は常に公平であれ。 2017年06月09日
条文六【徳を持つ】議員は市民の範となれ。 2017年8月31日
条文七【専門性】議員は一芸に秀でよ。 2017年12月04日
『地方議員心得箇条』作成プロジェクト

【勉強する】
議員は誰よりも勉強せよ。

 ここで言う「誰よりも」とは、自分の出来る限りの時間と労力を尽くし、と言う意味においてである。
 行政職員はその職務を日々専門的に担当している。議員は数多くある行政の職務全体について関わらなければならず、その全てに精通すると言うことは不可能に近く感じられる。しかし、だからと言って、それを自分の知識不足や勉強不足の言い訳にすることがあってはならない。議員はその立場から、全体を見渡し、職務のあるべき姿と実際について判断することが求められている。
 議員は自治体の職務だけでなく、自らをも含んだ地方自治の仕組みについて正確に理解し、まちの実情や今後のあり方について考えなければならない。その為には、日本国憲法や地方自治法、公職選挙法他、個別の事務に関わる関連法規、自治体の条例、最新の動向を知ることに加え、自分のまちについては、その位置づけや置かれている状況だけでなく、実際に見て回り、多くの人の声を聞くことが大切である。こうした日々の準備があってこそ、行政とも市民とも正確で効果的なやり取りができる。自分の発言や行動が、誰にも負けないだけの調査研究の成果であるならば、市民からも信頼に足るものとなるに違いない。
 しかし、一方で常に議員として勉強すると言う姿勢は、習慣とされるべき当たり前のことであるから、それをことさらに主張することは好ましくない。勉強することは大切なことであるが、それ自体は目的ではない。勉強をしてどんな活動が行われたのかが大切である。自分の政策について聞かれ、「勉強しています」などと答えることは、自分の勉強不足を認めているだけで、誠意ある対応とは言えない。議会での質問の答弁を受け、「勉強になりました」などと言うことももっての外である。議会は勉強の場ではなく、議論の場である。あまりにも認識不足な発言と態度は、議会全体の意義とあり方を自ら貶めるものであり、慎まなければならない。一つひとつの活動に、その勉学努力の様子は滲み出てくるものであり、自然と伝わるものなのである。

二条城(京都府京都市)
天守閣の無い城跡と侮るなかれ。大政奉還の舞台にもなった二の丸御殿は健在で、豪華な内装と歴史ある趣に圧倒されました。世界遺産なだけあって、石垣や庭園も立派で一見の価値があります。