平成30年1月26日(金)
お早うございます。
がまごおり産学官ネットワーク会議において「超小型衛星部会」を立ち上げ、愛知工科大学と市内の金属加工を得意とする7企業が集まり産学官連携で超小型衛星の製作に取り組んでいます。
製作中の衛星は、愛知工科大学がJAXAに提案し、平成30 年度に打ち上げ予定のHII-A ロケットに搭載が決まった超小型衛星です。
その取り組みの記事が東日新聞の一面に掲載されていましたので紹介いたします。

愛知工科大学(蒲郡市西迫町)の工学部と地元企業が取り組む、超小型人工衛星「がまキューブ」の製作が佳境を迎えている。地域の職人たちと大学の英知を結集させて試行錯誤を繰り返し、完成に近づいている。西尾正則教授は「ゼロから物作りを進めてきた。完成に向けて歩みを進めていきたい」と意気込む。
「がまキューブ」は、来年度にJAXA(宇宙航空研究開発機構)に引き渡し、H2Aロケットに相乗りして宇宙へと飛び立つ。製作は、昨年11月に外枠が完成し、現在はJAXAの仕様に合わせて調整中。回路や電子部品も2月上旬ごろに組み上がる。
人工衛星の製作にあたり昨年5月、同大学や市内の金属加工業7社による「超小型衛星部会」が発足。メンバーは定期的に集まって、宇宙空間に耐えうる外枠の製作に励んでいる。
11月に完成した外枠の試作品は、後付けの部品と型が一致しないことが判明。今月21日夜に部会メンバーと西尾教授が集まり、枠の修正法について意見を交わした。メンバーは、あらゆる組み立ての可能性を模索しながら、ミリ単位の加工を施している。西尾教授は「製品化など、将来のことを考えて使いやすさも追究している」と話す。
西尾教授は、電子制御やロボット工学、宇宙システムを専門とする。専門外となるフレームの設計を初めて担い、完成後に設計の誤りが判明したこともあった。「図面上では分からない部分もあり、苦労した」と苦笑いする。
部会の会長は、蒲郡製作所(御幸町)の伊藤智啓社長が務める。同社は以前、JAXAから小型衛星の製作に関する仕事を受注。過去の経験や知恵を生かして技術を提供している。伊藤社長は「地元の技術者が関わることで、地域の活性化にもつながる。今回の経験が各社の発展につながってほしい」と先も見据える。
「がまキューブ」は、2月下旬ごろに、耐久試験を実施。その後に「フライトモデル」に仕上げてJAXAへと引き渡す。西尾教授は学生や技術者のアイデアをまとめる苦労も感じながら、製作は終盤を迎えた。
衛星は10センチ四方のサイズで、搭載したLEDの光は地上から目視できる。「宇宙から、光を発する姿を楽しみにしてほしい」と話している。
お早うございます。
がまごおり産学官ネットワーク会議において「超小型衛星部会」を立ち上げ、愛知工科大学と市内の金属加工を得意とする7企業が集まり産学官連携で超小型衛星の製作に取り組んでいます。
製作中の衛星は、愛知工科大学がJAXAに提案し、平成30 年度に打ち上げ予定のHII-A ロケットに搭載が決まった超小型衛星です。
その取り組みの記事が東日新聞の一面に掲載されていましたので紹介いたします。

愛知工科大学(蒲郡市西迫町)の工学部と地元企業が取り組む、超小型人工衛星「がまキューブ」の製作が佳境を迎えている。地域の職人たちと大学の英知を結集させて試行錯誤を繰り返し、完成に近づいている。西尾正則教授は「ゼロから物作りを進めてきた。完成に向けて歩みを進めていきたい」と意気込む。
「がまキューブ」は、来年度にJAXA(宇宙航空研究開発機構)に引き渡し、H2Aロケットに相乗りして宇宙へと飛び立つ。製作は、昨年11月に外枠が完成し、現在はJAXAの仕様に合わせて調整中。回路や電子部品も2月上旬ごろに組み上がる。
人工衛星の製作にあたり昨年5月、同大学や市内の金属加工業7社による「超小型衛星部会」が発足。メンバーは定期的に集まって、宇宙空間に耐えうる外枠の製作に励んでいる。
11月に完成した外枠の試作品は、後付けの部品と型が一致しないことが判明。今月21日夜に部会メンバーと西尾教授が集まり、枠の修正法について意見を交わした。メンバーは、あらゆる組み立ての可能性を模索しながら、ミリ単位の加工を施している。西尾教授は「製品化など、将来のことを考えて使いやすさも追究している」と話す。
西尾教授は、電子制御やロボット工学、宇宙システムを専門とする。専門外となるフレームの設計を初めて担い、完成後に設計の誤りが判明したこともあった。「図面上では分からない部分もあり、苦労した」と苦笑いする。
部会の会長は、蒲郡製作所(御幸町)の伊藤智啓社長が務める。同社は以前、JAXAから小型衛星の製作に関する仕事を受注。過去の経験や知恵を生かして技術を提供している。伊藤社長は「地元の技術者が関わることで、地域の活性化にもつながる。今回の経験が各社の発展につながってほしい」と先も見据える。
「がまキューブ」は、2月下旬ごろに、耐久試験を実施。その後に「フライトモデル」に仕上げてJAXAへと引き渡す。西尾教授は学生や技術者のアイデアをまとめる苦労も感じながら、製作は終盤を迎えた。
衛星は10センチ四方のサイズで、搭載したLEDの光は地上から目視できる。「宇宙から、光を発する姿を楽しみにしてほしい」と話している。