<1、蒲郡市の公共施設について の続き>

1-(2)オ 全市利用型施設について
公共施設マネジメント実施計画では、マネジメントを全市利用型施設と地区利用型施設に別けて進めていくとのことですが、全市利用型施設はどのように整備を進めていくのか伺います。

答弁) 議員お尋ねの「全市利用型施設」については、利用圏を市域全体で捉えて検討しながら、複合化や集約化により規模を適正化するとともに、運営の効率化を進めていきます。同時に、ニーズの変化に対応するために機能を見直し、利便性等を向上させることにより、魅力を向上させていくことを基本的な方針としています。 進め方としては複合化、集約化のプランを策定し、市民の皆さんのご意見を伺いながらプランごとの個別計画を策定して複合化、集約化の事業を実施して行きたいと思います。

(再質問)
例えば、勤労福祉会館や生きがいセンター、浜町福祉センターといった福祉施設については、どのようにしていく考えですか。具体的な方向性を教えてください。

答弁) ただいまご紹介いただきました福祉施設については、現在、駅周辺と浜町に多く点在しております。特に駅周辺にあります勤労福祉会館や生きがいセンターは、駐車場不足が課題となっており、多くの機能が含まれた施設であるため、同種の機能を集約していくことを考えていく必要があります。
実施計画において、勤労福祉会館や生きがいセンター、浜町福祉センターの機能
再編・再配置の検討を、平成39年度以降に行う予定です。利便性の高い適正な施設の配置によって機能を集約していく方向で、マネジメントを進めていきたいと思います。


10年後に機能を集約する方向性で検討されるということがわかりました。
1-(2)カ  地区利用型施設について
それでは、地区利用型施設の内容と、具体的にどのようにして整備を進めていくのか伺います。

答弁) 「地区利用型施設」は、学校に、子育て支援機能、高齢者向け機能、多世代交流機能、地域自治機能を集約することにより、子育て、高齢者のレクリエーション、文化活動、ボランティア活動、集会、スポーツ、生涯学習活動、防災活動等、多様な活動を行うことができるよう整備することで、公共施設が地域の核となり、地域コミュニティの維持・活性化につながるように考えます。このような考え方をもとに、どの学校に集約するかや、何の機能を集約するかについては、平成29年度以降に地域の皆さんと協働で地区個別計画を策定して行きたいと考えています。この地区個別計画は、中学校区ごとに優先順位を決めて順次取り掛かり、計画を策定していきます。

(再質問) 
地区個別計画の策定について地域の皆さんと協働で行うということですが、どの地区からどのような方法で地域の皆さんに集まってもらうのか、またどのような方法で皆さんの意見の聴き取りをしていくのか、具体的な進め方について説明してください。

答弁) どこの地区から始めていくかということについては、まだ決まっておりませんが、新年度から順次、地区を決めて個別計画の策定を進めていく中で、地域の代表者である総代さんへのお声がけはもちろんですが、地区内のすべての方々へ配布物等でお知らせし、できるだけ多くの方に計画策定に参加していただくことを考えております。
  また、意見の聴き取り方法ですが、お集まりいただきました皆さんにはまず公共施設をめぐる状況や課題についてご理解いただき、概ね6人から7人程度の少人数のグループ毎に意見を取りまとめ、発表していただくことを考えています。


若者まちづくりミーティングみたいな会議に似たような進め方に感じるのですが、最初に参加した人は出来る限り最後まで参加して頂くことになり、中途から参加したい人などの対応はどうされるのか、意見を集約していくリーダーをどのように人選してゆくのか、そこには、目標である床面積3割減を達成するよう会議を進めて行くのか、また、地域の声無き人の声をどう吸い上げるか、その地域の皆さんが納得するような会議の進め方を検討して下さる様お願いいたします。。
1-(2)キ  リーディングプロジェクトについて
新聞にも報道されましたが、リーディングプロジェクトでは、蒲郡駅周辺エリアへの機能集約を行うとありますが、その内容について伺います。

答弁) 公共施設マネジメント実施計画では、リーティングプロジェクトとして、「多様な活動が便利に行える場の形成(蒲郡駅周辺エリアへの機能集約)」を掲げています。このリーディングプロジェクトは、これまでに実施してきた「蒲郡市公共施設のあり方検討市民会議」や「若者まちづくりミーティング」等で、市民の皆さんに多くいただいたご意見をもとに設定したものです。これらの会議等では、交通利便性の高い蒲郡駅周辺エリアで、学習、趣味の活動、買い物など、幅広い活動が行え、また利用したいと思える魅力ある施設を設置してほしいという趣旨のご要望が多くありました。このようなご要望に対応するとともに、適正な財政運営に資するため、現在の市民会館の一部を活用し、蒲郡駅周辺エリア内外の他施設の機能との複合化に向けた検討を進めていきます。
 市民会館の利便性の高い立地を生かすことで、多くの人が集まり、多様な活動が便利に行える場の形成を実現し蒲郡駅周辺エリアの魅力をさらに向上させてまいりたいと思います。


(再質問)
市民会館を長寿命化する方向性とありますが、市民会館の大・中ホール棟はどうして行く考えですか。また、東ホール棟、事務室・会議室棟についても教えてください。

答弁) 実施計画では、大・中ホール棟は耐震化や長寿命化を行い長期にわたって利用できるように維持し、将来の市民ニーズに合わせて規模の適正化を図っていく考えです。東ホール棟、事務室・会議室棟については、他の施設の機能を取り込む複合化の検討を行い、その検討結果に基づき事業を実施したいと考えております。
具体的には、今後市民の皆さんの意見を取り込んで策定していく予定ですので、現時点では特に決まった事業はありません。


それでは、今パブリックコメント募集中(3/1~3/30)の
(3) 蒲郡市公共施設等総合管理計画(案)についてです。
今、公共施設等総合管理計画の建物系施設については、個別施設計画にあたる「蒲郡市公共施設マネジメント実施計画」をお聞きし、具体的なマネジメント目標を掲げ進めていくことがわかりました。
そこで、もう一つの柱のインフラ・プラント系施設等について、今後のどのように管理を進め、住民へ周知するのかをお聞きしたいと思います。

答弁) インフラ施設の道路、橋りょうなどは、定期的に安全点検を実施し、優先順位を付けて計画的な維持管理を行うため、施設類型ごとに個別施設計画を策定します。なお、日常点検に基づく維持管理も重要であり危険箇所には早急に対応し、利用者の安全確保に努めます。
上水道施設は、コスト縮減及び有収率向上対策による経営効率化を進めるとともに、計画的に更新・耐震化を実施します。更新事業は、国・県の補助事業の活用を図りながら進めます。また、耐用年数と共に重要供給施設への管路を優先する更新計画に基づき、事業量を平準化します。
公共下水道は、ストックマネジメント計画を策定し、老朽化対策として進めている人孔点検調査等の実施を強化します。すべての維持管理事業に対し、補助金等が活用できるかを確認し、適切な維持管理に努めます。
プラント施設の焼却炉については、大規模修繕が必要な設備がありますが、将来的に広域処理に移行するため、基幹的設備改良工事は行わず部分的な修繕を行い、広域化までの延命化を図ります。リサイクルプラザ、最終処分場は、今後の稼働期間も長いため、設備の耐用年数等を考慮し、修繕・更新を進めます。
インフラ・プラント系施設等についても、新年度以降、施設を所管する課ごとに個別施設計画を策定し、ホームページへ掲載していく予定をしております。
※有収率とは,給水する水量と料金として収入のあった水量との比率です。


(再質問) 公共施設等総合管理計画の今後30年間の将来費用について。本計画では、公共施設全般に関して、今後30年間にかかる総費用は、約2,232.6億円、年平均74.4億円必要とあります。また、過去3年の平均投資的費用が、44.7億円で、74.4億円から44.7億円を差引くと、年平均約29.7億円不足することとなります。先に説明いただいた建物系施設の個別計画である公共施設マネジメント実施計画では、具体的に523億円、年平均17.4億円を削減するとの目標が掲げられています。本計画の不足額、年平均約29.7億円から建物系施設の縮減目標額約17.4億円を引いても、約12.3億円が不足する計算となります。この不足額、年平均約12.3億円について、インフラ・プラント系施設等で縮減するということでしょうか?

答弁) 公共施設等総合管理計画では、今後30年間で、現在保有する公共施設等を維持するためには、約2,232.6億円、年平均74.4億円が必要と試算し、財源が足りないことを踏まえ、公共施設等の総合的かつ計画的な管理を管理に関する基本方針等を取りまとめたものです。
 現在、先行して進めております建物系施設の個別施設計画に位置づけられる公共施設マネジメント実施計画では、今後30年間で建物系施設の維持更新費用を523億円削減することを目標に掲げたところです。
 インフラ・プラント系施設等の不足額については、計算上、議員がおっしゃるとおり年平均約12.3億円となります。インフラ・プラント系施設等につきましては、新年度以降、施設を所管する課ごとに、経費縮減策と財源確保策の両面から個別施設計画を策定し、進めてまいりたいと考えております。


インフラ系については面積の縮減はなかなか難しいのではないかとお思います。目標をどのように立てるのか今後見守って参りたいと思います。
(4)今後の取り組みについて
今後、公共施設マネジメントの取り組みを進めていく上でどのような実行体制で臨んでいくのかを伺います。

答弁) 公共施設マネジメントの取組みは、施設の複合化や機能の再配置など多くの所管課にわたった取組みです。そのため事業を推進するためには全庁的な横の連携が不可欠となります。蒲郡市公共施設マネジメント実施計画では、全庁的な横の連携が取れるように実行体制を示しています。
 具体的には庁内の検討体制として今ある公共施設見直し検討委員会の中に幹事会、作業部会を置き、関連する所管課どうしの連携体制を構築します。
また、施設更新事業の実施や維持・保全にかかる予算の確保などは財政当局と公共施設見直し検討委員会との間で調整を図り、計画的に事業を推進してまいります。


(再質問)
インフラ・プラント系施設等については個別施設計画を策定とのことですが、今後のスケジュールついてもう少し詳しくお聞かせ下さい。

答弁) インフラ・プラント系施設等につきましては、新年度以降、施設を所管する課ごとに、経費縮減策と財源確保策の両面から個別施設計画を策定し、進めてまいりたいと考えております。
現在、新年度以降、個別施設計画策定を予定しているものは、ため池施設のインフラ長寿命化計画、水道施設全体にかかる水道事業基本計画、下水道施設の下水道ストックマネジメント計画です。また、個別施設計画の見直しを予定しているものは、道路の舗装整備計画、橋りょうの橋りょう長寿命化修繕計画、港湾施設の港湾施設維持管理計画です。


ありがとうございました。
マネジメント基本方針の最後の項目にもあるように“実行力”あるのみ。この言葉に尽きるかと思います。
公共施設再編にむけて実行体制を構築して頂ことをお願いして次の質問に移りたいと思います。

”2、蒲郡市民病院の安定経営について”は整理の都合上次回に続く!