国際セーリング連盟のアラステア・フォックス氏と2020年東京オリンピック開催組織委員会関係者らが17日、同五輪代替会場候補地の蒲郡市海陽町を視察した。大村秀章知事や稲葉正吉市長らがプレゼンし、競技開催の受け入れ意欲を見せた。

 愛知県は、2020年東京五輪のセーリング競技会場に立候補する方針を固めた。会場は、世界大会などの開催実績もある蒲郡市を予定。東京五輪組織委員会が会場計画を国際オリンピック委員会理事会で示す6月に向け、関係者にアピールする考えだ。

 東京五輪のセーリング競技では、東京都が江東区の会場の見直しを表明したばかり。羽田空港の航空管制下でレースを撮影するヘリコプターの飛行に制限があり、国などと協議が難航。64年の東京五輪で使われた神奈川県の江の島や、千葉市の稲毛などで既存施設の機能を調べるという。

 蒲郡市には海陽ヨットハーバーやラグナマリーナなどがあり、国内最大級のヨットレース「エリカカップ」も開催。県によると、航空管制で撮影が制限される恐れはないといい、愛知のPRや、温泉地でもある蒲郡への集客による経済効果を見込む。