今日は宮崎先生のマイナーアスペクト講座でした!


前回の連続講座の中でマイナーアスペクトを教えていただいたばかりだったので、記憶がフレッシュなうちに深掘りした知識をいただけて、めちゃくちゃありがたかったし面白かった!!


ハーモニクスはまだ未修なのですが、テキストを読んではいたのと先生にブログでたびたび見かけるのですごく楽しみにしていて、ちょっと予習までできた気分。


数字の重要さに改めて感じ入りつつも、私の知ってる数学的な数字のニュアンスとか、キリスト教的なそれとはだいぶ違う!!と大興奮。

めちゃくちゃ興味深いけど、この辺りごっちゃにしないように気をつけねば・・・と改めて気を引き締めたり。

発展すると・・・という視座からアスペクトを見るとすごく希望があるなぁとワクワクしたり。


内容たっぷりで、まだまだ消化しきれていないので、アーカイヴを視聴してからまた改めて感想を書こうと思います・・・!!



ということで今日は複合アスペクトの話。


私にはTスクエアがあります。


これ関係で記憶に残っている一番古いものは、占星術を学び始めたという知人にホロスコープを見てもらった時に「うそ、Tスクエアあるよ!?生まれた日、間違ってない!?」と言われたことで 笑


出生時間ところか生まれた日を疑われるレベルで信じられない何かがあるのか!?と身構えた思い出があります。


本来、小惑星や感受点は複合アスペクトには含まないんですが当時の彼女は「しかもキロンもあるからグランドクロスになっちゃう!」と、とても心配してくれました。


心配してくれた気持ちはとてもありがたかったんですけど、伝えてくれた内容はピンと来なくて。


いまいち何が悪いのかわからんかったんですよね。

自分の中の葛藤とか、人との摩擦とか、生きてればみんなそれなりにあるのではないの!?みたいな。

特段、不運なこともなく恵まれて過ごしてきたからというのもあるだろうしまぁ人生もまだ序盤だからな・・・と思いつつ、その時はなんだか私のホロスコープには葛藤を表すプロレスの決め技のような何かがある的な認識に留まりました。


ただそういう葛藤とか摩擦を「不幸なもの」として、持たずにいる人もいるんだなぁというのがその時に彼女を見て思ったことで、そういう人はいったいどういう世界を見てるのかなぁと、彼女自体にとても興味を持つきっかけにもなったのでした。


その彼女とは今、全く連絡を取り合っていないのですが、良く水のグランドトライン持ちとおっしゃっていて。


そのの意味が、彼女の発した言葉とか行動のもう少し奥の何かが、今になって少しわかるような感じがして、複合アスペクトを習ったときに嬉しい気持ちなったりいたしました。



で、じゃぁ占星術を学び始めた今、このTスクエアが私の人生とか行動にどう影響してるのかなって考えてみました。



配置

1ハウスの天王星を頂点に、3ハウスの木星と9ハウスの太陽・水星がオポジション。そこを1ハウスの火星が調停している


Tスクエアと言っても、形成する天体に木星が含まれているのでショッキングさが和らげられているせいもあってマイルドなんでしょう。


が、ただ木星と太陽・水星がずっと緊張状態にあるというのはなんとなく、わかるというか。


あくまでも表れの一部の話なんですが・・・


「こんな面白いもの(9ハウス的な外国とか昔のこととか学術的なもの)をもっとみんな(3ハウス的身近な人)に知らせたい!!!!!!」


みたいな欲求が常にあって。


ただ私が面白いと思っても、みんなにはつまんないというのは多々あること。


私が心底楽しそうにやってるおかげで興味を持ってくれる人もいるんですが、多くの場合は「あの人はこういう小難しいのが好きだからね−」で終わっちゃうんですよ。


それは私の伝え方がクソみたいに下手だからで、そこに落ち込むというか。


私にとってはそのままで面白いから、他の人にとってどう加工すれば面白いと思ってもらえるのかわからない!ってなるのもあって、試行錯誤してるつもりでもしばしば失敗します。

一対一ならいけても、大勢になると誰に向かって紹介すればいいのかわからないくなっちゃう・・・とかね・・・(これはまた別の要因でしょうが)


これ今はその辺りを彼の仕事に乗っかって趣味的に発散できていて、私からするとすごく斬新な方法でめちゃくちゃありがたかったりするんです。

それでも、少々緩んでも、この緊張は気づくと存在してるんですよね。その手段を得たからこその緊張もあるといえばありますし・・・。


まぁでもナチュラルなこの緊張状態、自分の中では確かにかなり危機感があって。


ちょっと客観的になるとマジで馬鹿馬鹿しいなと思わないでもないんですが、気がつくと、今後のいろんな学会の行方とか、出版状況とか、学術雑誌の発行部数、公共図書館の学術書の買入れ低下などなどに思いを巡らし「うわああああ」ってなるという。


ごく卑近で自分都合のことからいうと、例えば好きなジャンルとか欲しい本が高い!


新刊1冊で6000円とか普通、2万3万もザラなんです。


なんでかといえば、発行部数が少ないから!つまり、薄利多売の商売構造を維持できなくらい受け手が少ないわけです。


図版多数収録とかでもないのにこの値段なんです。

つまりそれだけ過疎ジャンル・・・。


出版社も採算度外視で、学術的な意義のために出したりするので私の方も応援したいからやっぱりなんとか手に入れたいんです。そういう人が買わないと残りませんから・・・。


ただ私の購買力なんてたかが知れてるし、そもそもそれではやはり先細りなんで、数が必要なのです。


そしてそれは専門に研究する人間が幸にして担えることもあるんですが、基本的には研究者は研究というものに没頭したいものですしそれが職責な訳で。


だからこそファシリテートして魅力的に伝える人というのが求められるわけなのです。


私は専門で研究しているわけでもなく、そのおこぼれを享受させていただいてるだけ。なら何か役に立ちたいし自分の利益のためにも、せめていろんな人に魅力を伝えたい...という思いというかなんか圧迫感があって。


この辺りは自己(太陽)の学習成果(水星)を拡散(木星)せねば、という180度感なのかなと。


そういう影響力って本当にすごくて。


例えばアニメやゲームで流行ればもう少し安い価格帯で出版されたり、さらにいえば新書や文庫なんかも増えるわけです。


影響力のあるユーチューバーの方の紹介とか、アイドルがとか俳優さんが好きとか。色々なんですけど、そういう人の鶴の一声が絶版本を復刊させたり。


もちろん本じゃなくても、例えば展覧会とか普通にアクセスできる資料も気軽さも段違いになるんです。


だからマジで、みんな興味を持ってくれれば・・・!


そうすれば学問自体も繁栄するし私も安価に読んだり、観たりできるのです。


しかして私は身近な数人すら沼に引き込むことが難しい・・・辛い・・・という現状。


なんかもっとこうなんらかのアドバンテージ(能力とか容姿とかなんでもいいんですけど)があればな・・・とか思い悩んでいたりもしたんですが、このたび、占星術によってすごく良い見解を得ました。


そう、これ頂点が天王星なだけあって、さっき言ったみたいに例えば大人気になったアニメの時代背景に関係がある、とか、まぁあまり良くない例ですが紛争が起こってホットな地域になったとか、そういう突発的な出来事や他者によって緊張、危機感が緩和することはあるんですよね。


ただしやはり世代天体。

つまり「私にはどうしようもねぇんだな・・・!」というね!!


この前の講座を聞いて、かなりストレスリリースになった次第。


だって天王星だもの。これはもう一瞬の煌めきを逃すな!というくらいしか、なかなか難しいというか。個人の手には負えないというか。

そもそも基本は社会天体、外部からもたらされるわけですよ。

それならやることやって待つしかない。


だから私がそれをやろうとすることは自由ですが、成果の出なさに自分を追い込む必要は全くないなと結論いたしました。


天王星だから、そうしていくうちの何かが幸運にも噛み合って「ブワっ!」と花開くこともあるかもしれませんしね・・・!


まぁそれでも揺らぐとは思うんですが、一度この境地に至れて、しかもそう思った根拠は自分が持って生まれた設計図(ホロスコープ)にあって変わらないわけですから、安心感が違います。


自分の無力さはそれとして、向学心へのいいカンフル剤くらいに思っておけばよし。


というわけで調停の火星は、ただひたすら自分の興味に打ち込むことによって、いろいろな緊張を緩和する形で働いているのかもしれません。


水星・太陽側にトラインなので、やはりそちらに甘い判定というか。

9ハウス的なものにとりあえずは打ち込んでおけば、いや打ち込まなければ、3ハウス的に伝えることなど不可能でしょう・・・と水星・太陽を鼓舞してくれてる気がする。


木星にも「ほら、まぁ直接的じゃないかもしれないけど、頑張ってますから・・・」と目配せしつつ、とりあえずは自分の中の情熱を発揮して生命力上げてくぞ!くらいの気持ちで打ち込んでいっていいんだなぁと、少し自分に優しくなれました。占星術って自分と折り合いつけるのにすごく便利だなぁと改めて感じ入りました。