―――罪無きあなたは 太陽のよう 罪深きあなたも 太陽のよう
全身は黒い孔は何とか塞がっている。
画面ごしに一心の戦いを見ている愛染。予想外だった。
彼は近くで見たいという。
真咲は霊圧を感じ取っていた、すぐに向かおうとするがそれを止める竜弦。
純血統の滅却師である真咲と竜弦は簡単に血を流すことはするべきではない。
出撃は混血族に任せればいいと。
真咲は仕来りに従って今日できることをやらないで、誰かを見殺しにしたとき
明日の自分は許すことができないだろう。彼女が戦いに向かったので、
従者の”片桐”に霊装の準備をさせる。
一心 「燃えろ―――――――――――――”剡月”」
斬魄刀を解放するが、後ろから愛染に斬られ霊圧が定まらない。
浦原が着ていた霊圧を完全に遮断する外套を着ている3人。
誰に襲われたのかわからない一心。この試作品は死神の魂を元に創られたもの。
動きは死神に似ている。
真咲が到着する。滅却師の到着は計画外だが、おもしろいのでその場に留まる愛染。
自分の腕に噛みつかせ撃ち抜く真咲。しかし 試作品が自爆をしようとしたので一心が庇う。
愛染たちは去っていく。
真咲は目の前の男に自分が滅却師だと明かす。一心は笑いながら実物を見るのは初めてだと。
真咲は他の死神もこの人みたいだったらいいなと。
竜弦は戦いが終わったので、片桐に何も問題はなかったという。
総隊長に報告する一心。もちろん滅却師のことは話していない。
真咲は学校の帰り道、一人の男とぶつかる。
浦原だ。通り過ぎていく彼女を見つめている。
真咲が家に帰ると、片桐が竜弦の母親に告げ口したので怒っている。
母親を止めようとする竜弦。突然 真咲がその場に倒れる。胸には小さな孔が空いている。
すぐに真咲を連れて逃げ出す竜弦。
彼女を抱え移動している時に虚に襲われそうになるが、そこに現れたのは一心だった。
お前のせいでこうなったと。
二人の下にくる浦原。その娘を助ける選択肢を教えるという。
実際に浦原を見るのは初めてだった一心。彼のことは訊いている。
真咲が陥っていること状態は虚化。
彼女を元に戻すことはできないが、命は救うことができる。
虚化の鍵である境界線の破壊は魂魄のバランスを崩すことによって引き起こされる。
つまり
相反する存在によって逆側からバランスを引き戻すことでそれを防ぐことができる。
滅却師である彼女の側に死神である一心が一緒いてあげることだ。
彼女の虚化を抑え続ける相反する強い力が。
竜弦に選択肢はない。あるのは死神の一心だけ。
浦原が出したのは完全な人間になる特殊な義骸。この中に一心が入れば死神と人間の中間の存在になる。
滅却師と相反するのは死神。虚と相反するのは人間。
だから中間の存在になれば真咲の虚化を制御することができる。
そのかわり この義骸に入れば死神の力はなくなり、虚を見ることもできなくなる。
二度と死神には戻れなくなる。
一心は迷うことなく承諾する。
未練に足を引っ張られ恩人を見殺しにした俺を明日の俺は笑うだろうぜって。
真咲の虚化を制御することに成功した。
一人 帰路に立つ竜弦。雨に濡れている。彼の下にきたのは片桐。
竜弦は滅却師を守り通す資格がないと。帰れと言われても片桐は帰らない。
竜弦に生涯の全てをかけて尽くすことが彼女の務め。
二人で家に帰っていく。
その後 真咲を石田家から追い出した。これは竜弦のけじめだったのだろう。
一心は尸魂界で学んだ医学を活かして診療所を設立。
大学生になった真咲は一心をからかいによくやってきた。
彼女には死神の力を失ったのは尸魂界でヘマをしたからだと伝えた。
その嘘を真咲は見抜いていただろう。でも どんな嘘でも二人にとっては小さなことだった。
真咲は太陽に似ていた。全てをひきつけ、許し、照らし、振り回す。
そして 一護が産まれた。
9年前の真咲が死んだ時、一心は助けに行かなかったのだ。
しかし 真咲は虚に殺された。
彼女は滅却師の力を失っていたのだ。真咲の静血装は周りの者より強かった。
9年前 ユーハバッハによる聖別が行わた。その時 混血統の滅却師から力を奪った。
竜弦の妻の片桐は力を奪われ、3か月後に死亡した。
ユーハバッハは滅却師の始祖。全ての滅却師に彼の血が混じっている。
一護の中にも。
一心にありがとうと伝え尸魂界へ帰っていく。
ユーハバッハの下にくる雨竜。彼も戦いに参戦するようだ。
狛村は大爺様という老犬の下にいた。彼の一族が隠れて暮らさなくてもいいように。
一族の秘儀を教えて貰うように頼む。
自分の浅打を手に入れた一護。その浅打を斬魄刀に打ち直す二枚屋。
この浅打は一護の中の虚。その虚こそが一護の斬魄刀だった。
だったら あのオッサンは誰だ?一護の斬魄刀のフリをしていた男は。
斬魄刀の世界にいく一護。
そこには斬月のオッサンがいた。その姿は千年前のユーハバッハだった。





