その事件は当時中学生だった藤丸が警視庁にハッキングした時、
奇妙な暗号記録に気付き、解読に努める。
それがテロのモノだと知り父親に自分がファルコンだという事を明かし、
竜之介の手によってテロを防ぐことに成功。
その時、テロの首謀者だった教祖の身柄を拘束することに成功。
後日、教祖の信者たちが毒ガスをまき87名の死傷者がでた事件。
そして今回の事件。
二つのファイル、ひとつはロシアで解析されたファイルで、もう一つはその事件の直後のファイル。
竜之介はまた毒ガスで同じような犯罪が起こったらあれなので、
敷村に抗ウイルス剤の開発をお願いした。
そのウイルスのありかを示す地図がこのファイルである。
マウーロ達は拘置所に来ていた。
教祖が閉じ込められている所で、毎回その男が水道に何かを詰まらせ仕事の依頼がくる。
ここはもう外の世界に出ることが許されない犯罪者の巣窟だ。
藤丸は拘束されているマヤの所にいた。
マヤは取引がしたいそうだ。
多くの人間の命を救う情報を教えるかわりに司法取引で刑を軽くしてもらうと。
皆が動揺している中で小百合はそれに応じるという。
すぐに、上の者に許可を貰うべく電話する。
電話の先にいたのは”九条 政宗” 音弥の祖父にして法務大臣である。
すぐに許可がおりた。
目的の場所へ案内するというマヤ。
藤丸、マヤ、加納、小百合の4人で車に乗り込み向かう。
この中に乗っている加納がスパイだと霧島にメールで伝え、
後ろに乗っている小百合にもみせる。
その文面を見て、小さく頷く小百合・・・・・・・・・・・・・・・・。
目的地に着いてまず、マヤの足を手錠でパイプに繋ぐ加納。
銃に手をかけた小百合に、
加納 「・・・・・・・・・・・・・・銃を捨てろよ 小百合ちゃん。」
藤丸は小百合に銃を渡され、スパイに銃を向けるように叫ばれるが―――――――。
藤丸が銃口をむけたのは小百合だった。
霧島に送ったメールは携帯でみると、
文章が改行され縦読みすると小百合がスパイと読めるようにしてあった。
霧島から無線でその事を伝えられた加納。
普通、組織が病原ウイルスを相手にする場合はそれなりに武装しなくてはならない。
感染を抑えるための策、またはウイルスを体内に侵入させないようにするマスク等。
でも、THIRD-i の中で誰一人それを行っていなかった。
ウイルスの正体を知っているのは小百合さん一人。
組織の中にスパイがいると藤丸達に伝えたのも彼女であり、
情報を組織に漏らさないようにしたのも彼女。
例えスパイがいたとしてもウイルスの情報を一人で隠し通す意味はない。
突然マヤが自白を始める。
二人で刑を軽くしてもらえばいいわって。
何のためにそんな事を今言ったのかは分からないが、
藤丸はまだ加納さんがスパイだったらという可能性が捨てきれない。
実戦が得意な小百合に注意しつつ、マヤを見つめ、
こっちに銃口を向けるかもしれない藤丸に目配りする加納。
その時、マヤが急に動きだし加納の銃を蹴りあげる。
すぐに小百合を撃つように叫ぶが、藤丸はまったく動けない。
そして銃をもった小百合によって額を撃たれ後ろに倒れ込む加納―――――――――。
2対1。
この場所はあらかじめ細工が施されていて
マヤの足を拘束していたパイプも事前に切断していた。
藤丸から銃を奪うマヤ。
小百合の左腕に銃弾を掠め傷をつくる。
その後、増援部隊に加納がスパイだったと伝えて彼が乗った逃走車を追うようにすすめる。
霧島はそれが本当なのか、藤丸に聞くが頷くことしかできない。
藤丸は目隠しをされとある部屋にきていた。
そこにあるのは、机、椅子、サーバーのみ。
ここで藤丸に警視庁にハッキングしてもらい、
あの”クリスマスの虐殺”のコピーファイルを消してもらう。
何故、本物の方ではなくコピーされた映像を消すのか。
藤丸が警視庁の防火壁を強化したせいで、
マヤ達が率いるハッカーが侵入することができないらしい・・・・・・・・・・・・。
だからファルコン本人にその防火壁を破ってもらう。
作った本人だからといって簡単に侵入することは出来ないらしい。
全てのハッカーの侵入を阻止するために作られたモノだから。
部屋にくる一人の男”ミハエル”、
彼はK直属のハッカーで 藤丸が変な小細工をして時間稼ぎをしないか監視させる。
もし断ったら、今何事もなかったかのように遥の病室に立っている小百合に彼女を殺させる。
近くにいる音弥も同じく。
霧島はTHIRD-i をしきる”苑麻部長”に電話をしてウイルスの存在をきく。
が、彼はそんな事聞かされていないと発言。
すぐに小百合の身柄を拘束するように全部隊に通達。
病室で音弥は彼女の左腕に接触。
小百合は手に持っていた飲み物を床に落としてしまう。
音弥 「――――――――――――――・・・・・・・・・・・・・・・・・・。」
マヤが部屋に戻ってくると、ミハエルが唖然としている。
ハッカー達が1週間かかるであろう防火壁を、たった5分で侵入してみせた藤丸。
K 「・・・・・・・・・・・・やはり 彼は危険だ。
排除しなくては―――――――――――――九条 音弥と共に。」




