さよなら絶望先生-04 | 鷲

私の読書の感想

―――足切り
家で年賀状を書く日塔

日塔 「この人には送らなくていいや・・・・・・・」
絶望 「そうやって私も切り捨てる気でしょう!!」
いつからそこに?
私はそうやっていつも足切りにされました!!
誕生日会に呼ばれない!!
引っ越しの通知が来ない!!
組体操に入れない!!
風浦 「そんな足切りなんてするわけないじゃないですか
    これは、ただの―――――――――FAですよ。」
フリーエージェント!?
FAだと足切りされるのか!?
絶望 「私も貴方たちも、四捨五入の四の方ですから!!」
絶望したっ!!足切り社会に絶望したっ!!
先生に誕生日会のお誘いが来る――――――――!!

絶望 「私は五の方だったみたいです!!」
誕生日会場で待っていたのは倫さん。
そう、ここは誕生日に呼ばれない人達による架空の人物を祝う会!!
切ないよ。
他にも数名の人が・・・・・・・・・・・。
皆、仮面を着けています。

会場を出る。
風浦 「先生!!あそこにも足切り(FA)が!!」
縁切り寺!!たしかに足切りだけど重いよ。
交が側を通る。
絶望 「――――――親に切り捨てられたとも知らずに。」
そんな交の面倒を見ている先生ですが・・・・・・。
風浦 「捨てる神あれば拾う神あり。」

なんか、称えられる先生。
いい気になりやがって・・・・・・・。
絶望 「どんな小さなものでも切り捨てませんよ!!」
もう読んだマガジン達。捨てられない!!
ボロボロの歯ブラシ。捨てられない!!
これも!!これも!!
アナウンサー 「これが噂のゴミ屋敷です!!」
――――――!?
ということは、部屋が汚い人は心優しい人だったのか!?

―――クリスマス
クリスマス会。
先生が来ない・・・・・・・。
絶望 「クリスマス?なんですかそれ?」
独り身には辛いぜ―――――――。
倫さん曰く、先生の誕生日は11月4日。
そう!!逆算したら先生はクリスマスに製造されたことになる!!
クリスマスベイビーなのだ!!
絶望したっ!!11月4日生まれに絶望したっ!!
部屋に入ってくる男達。
皆、クリスマスベイビー。
先生と共にホテルで製造を頑張ってるカップル達に呼びかける先生。
空しいよ先生。
倫 「じゃあ、クリスマスツリーのイメージを低下させましょう。」
・・・・・・ん?
ツリーに先生を吊るす。
なるほど!!
倫 「皆さん、自分が嫌なモノを吊るしましょう。」
木津 「――――――――――!!」
音無・・・・・・・なんで貴方は、いつも改行しないの?
吊るす。
藤吉・・・・・・・あなたのふしだらな著作物が私を苦しめているのよ。
吊るす。
木村・・・・・・・あなたのおっぱいの大きさが!!
吊る・・・・・・・え?
日塔・・・・・・・普通なのよ!!
―――――――――理不尽だ!!
完成!!苦しみますツリー。

木津 「あれ?私一人になっちゃた。」

―――大掃除。
先生の家に駆けこむ藤吉。
ヤツが、奴が来る!!
木津 「先生。大掃除しに来ました!!」
おお・・・・・・・・。
木津は無駄なスペース。”デッドスペース”を嫌う!!
どんどんいらないと見なされた物が捨てられていく!!
絶望 「だったら貴女のBカップのブラの余分な隙間!!デッドスペースじゃないですか!!」
B・・・・・・・。
ブラからナイフを取り出す木津。
不二子ちゃんかよ。
先生の部屋がどんどんきっちりに・・・・・・・・・。
風浦 「―――――3次元的にいうと、まだまだ上の方にデッドスペースがあるよね。」
隙間に人を埋めていく木津。
先生の部屋の壁が崩れ、なんか真四角になってますが。

風浦 「の所に先生が居ます。」

―――正月ボケ
教壇に立ってボーっとしている先生。
正月ボ―――――――

マリア 「なんじゃそら!!」
正月ツッコミ・・・・・・だと!!
ボケがあるなら、ツッコミもあると?
教室を出て町中の正月ボケにツッコミを入れるマリア。
恋愛ボケ!!
顔が可愛くないのに可愛いと言う彼氏!!
マリア 「かわいくないっつーの!!」
時差ボケ!!
この季節に短パンアロハ服!!
マリア  「朝ですよ!!」
そっとの時差じゃない!!
テレビに映る天然キャラ!!
ツッコマなアキマヘンな!!
撮影場所に行く。
マリア 「いいかげんに――――――――」
――――――!!
手を掴まれる。
天然キャラ 「計算でやってんだよ
怖い・・・・・・・。
天然キャラ怖い!!
そして最大のボケ!!
日本人の平和ボケ!!
マリアちゃんは総理大臣になりました。

―――福袋
残り物の残り物。

正月が過ぎたのに残っている福袋
絶望 「残り物の残り物――――カスじゃないですか!!
     きっとゴミが入ってますよ!!」
残り物!!福に程遠い福袋に絶望したっ!!
マリア 「福袋作るの手伝うヨ!!」
いろいろ持ってくるマリア。
オリックスの福袋!!余った選手が入っている!!
マンションの福袋!!余った鉄骨が入っている!!余っちゃいけないヤツだ。
大阪市役所の福袋!!余った役人!!
電力会社の福袋!!
プロトニュ~ムじゃないか!?
危なすぎ!!
絶望 「余り物なんて大嫌いです!!」
先生の部屋に来る大学生。
余ったカレーを持ってきた。
余り物!!
嬉しそうに貰う先生。・・・・・おい。
そして腹を壊す。
絶命 「古い物でも食べたのか?」

―――受験生
喫茶店で本を読んでると後ろから急に怒られる。
彼は受験生だから。
この季節、受験生はピリピリしてるからそっとしておこう・・・・・・・・。
窓を割っても受験生だから・・・・・・
下着を盗んでも受験生だから・・・・・・・・・

絶望 「私は一生受験生ですから、大目に見てください!!」
そう、ここは資格天国日本!!
私は受験生。
フラワーアレンジメントに受かってしまった先生。
これでは!!
再び受験生にならないと!!
それから次々と受かっていく先生。
絶望 「わかりました・・・・・私は生きる資格がありません!!」
生きる資格講座に行った先生。
落ちました!!
生きる資格なし!!
風浦 「先生。死ぬ資格もないかもしれませんよ。」
―――――――え?
第一次試験、筆記。
遺書検定。
とびこみ検定。
靴の揃え方検定。
模死。
死ぬのがここまで大変だと!?
結局、不合格!!
生きる資格も、死ぬ資格もない・・・・・・・・・・。
風浦 「――――――――で?」
先生は引きこもりニートになりました。

―――恵方巻き
口に恵方巻きを突っ込む先生。
絶望 「私が食べている間は話しかけても何も話しませんから!!」
なるほど。
食べている間は無言でないといけないもんね。
あなた会社は?無言。
噂の恋人とは?無言。
社長!答えてください!!無言。
藤吉 「―――――――・・・・・・・・」
先生の家にかかる無言電話
もしかしたら相手も恵方巻きを食べているのかも!?
食べてからかけろよ。
風浦 「今日は不倫相手への無言電話し放題ですね。」
先生の下に届く一枚の写真。
木津 「知ったな。私が家で貴婦人気取ってワイングラスで麦茶を飲んでいることを!!」
何してんだよ。
口封じ。先生の口に恵方巻きを突っ込む。

長いよ。

―――段飾り
おお。これは立派な段飾りじゃないか。

だが糸色家は少し違う。
一番下の段の下にさらに段が続く!!
畳が開き、下の段へ進んでいくと。
そこに居たのは、下内裏様と下ひな様が。
これ以上下はないという事か。
下内裏様は自分より下を捜しているという。
いろんな雛壇を見に行く皆。
不細工びな。
自分より下のヤツを見て安心するカップル達
薄毛びな。
下のヤツの頭皮を見てまだ大丈夫と安心する薄毛たち
ニートびな。
良く分からんな。
これは、上のヤツは自分でジャンプを買いに行く。
下のヤツは親に買いに行かせる。
なるほど・・・・・・・。
絶望したっ!!こんな階級社会に絶望した!!
先生がフォークゲリラに。
全ての民が平等に富める理想の国家に!!
こうようにフラットなひな段の国家へ―――――――
無理でした!!
絶望 「平等って言ってる世界の方がよっぽど階級社会であることを知りました。」