あなたを構成するものはあなたが食べたもの、何を考えたかで構成されている。だから、消極的な考え方と積極的な考え方をする人の間にはとてつもない精神的影響がある。


あなたはどちらの考えが好きだろうか?不幸を考えるのが好きだろうか?幸福や成功を考えるのが好きだろうか?


まず第一に考えてほしいのは、怒ったり、悲しんだり、悶えたり、迷ったり、苦しんだりしているときに、気持ちがいいか?気持ちがいいというなら精神病院に入った方がいい。あなたは異常だ。




まずあなたの心に問おう。私の心に憎しみはないか、怒りは、悲しみは、嫉みは、悶えは、と問うてみよう。



俺は不幸だ、世界で一番不幸だ、俺より不幸な人間はいやしない、なんで俺だけ不幸なんだ。あいつが憎い、こいつが憎い、羨ましい、嫉ましい、


ずっとこういう考えをして生きていくのか?やめなさい。


消極的な考えは冷遇しなさい。すぐに捨てなさい。ネガティブやマイナスな思考は考えてはならない。すぐに切り捨てろ。




いつも消極的なことを考えている人は、この人生をくだらない、価値のない、哀れなものにしている。そして、自分だけが非常によくない運命に囲まれていると本気で思っている。


毎日を不安で過ごし、神経過敏になり、安心をもたず、そのくせ、占いがどうだとか、拝み屋がどうの、スピリチュアルがどうの、干支がどうの、八卦がどうの、馬鹿馬鹿しく、くだらないことを言っている。


迷信深い人間は自分で自分のことが決められない人間である。


やれ、この日は仏滅だとか、危ない日だとか、姓名判断だとか、生年月日だとか、そんなもので人間の運命がわかってたまるか。いちいちそんなことを気にしていたらどこにも行けやしないし、人と会えやしない。


そのくせ、自分のことは信じられないから、訳のわからない、教養のない、自分より劣っている、占い師やスピリチュアルリストには頼り、運勢を見てもらう。恥ずかしいと思いなさい。




貴重な一回限りの自分の人生を、他人にかき回されて、自分自身の自由を拘束されて活きているのだ。すべて自分の力では出来ないと思うから、そんな、変なことになってしまう。自分の心を積極的にして活きるという方向に自分の心を決定しなさい。そうすればもう、天命なんてものは、極めて僅かしかない。




だから、あなたの周りにいる、消極的な人、ものは全て捨てなさい、関係を切りなさい。自分の心がときめくもの、積極的なもの、好きな人だけを残しなさい。必要のないものは捨てなさい。