親は神様ではありません。
まずそれを理解しましょう。
親は人間で限界や問題点があります。
それを隠しているだけです。
そして大体の親は頭がいかれています。
自分でも頭がイカれていることを理解していません。
精神的に未熟な人でも親になれてしまうのです。
感情のコントロールができなくて、子供の気持ちに共感できない人でも親になれてしまうのです。
精神的に未熟な親も精神的に未熟な親に育てられました。
頭のおかしい人に育てられれば頭のおかしい人になります。
そこにはなんも不思議もありません。
当たり前の道理です。
子供にあなたは頭がおかしいよと指摘されてもわかりません。
だから親の問題に向き合う一歩として、
私の親って頭がおかしいんだな。
私の親って神様ではなかったんだ。
万能ではなかったんだ。
親にも問題や課題や限界があるんだと、子供が客観的に知ることです。
頭がおかしいからこんなことしちゃうんだな。
やっぱり頭がおかしいからこうなっちゃうんだなと理解することです。
人を馬鹿にしたり、否定したり、すぐ感情的になったり、私の親はいかれてるんだなと知ることが第一歩です。
母親は頭イカれてるよな、父親も頭がおかしいよなー、あれ?
でもそんな頭のおかしい父親と結婚して私を産んだ母親も頭がおかしいんよな?
あれ、私の両親って頭がおかしいし、イカれてるんじゃない?と気づくことです。
そしてその後に一時的に親と距離を取ろうとしたり、親に対して批判的になったりする段階です。
それは、より対等で、成熟した親子関係にいたるために必要なステップです。
それは親を責めるためというよりも、自分が適切に愛されなかったことについて、子供なりにその背景を理解して、親の課題や限界も含めて、受け止めることができるようになるためのプロセスです。
毒親も好きで毒親になったわけではありません。
誰も親を憎みたいわけでも、攻撃したいわけでもないです。
たとえ適切に愛されなかったとしても、そうなってしまった納得のいく理由を見つけ出すことで、親を憎まないでいいようになりたい。
それが俺が親の問題、特に母親の問題を取り上げる理由です。
理由がわかれば納得します。どうしてそうなったのかがわからないとずっとさまよいます。