セイコー、カシオ、シチズン...
近年、日本の時計大手がどうやら業績好調なようです(^-^)
【技術のシチズン】
東京・銀座では、中国人が高級腕時計を爆買いしていきます。大型免税店前に次々と到着する観光バス、降りてくる中国人たち、吸い込まれるように店内に入っていった結果...
自分用には数十万円のシチズン腕時計を、家族や友人へのお土産には5万円以内のものを、数個まとめて購入していく中国人が多いようです。
シチズンがこんなにもよく買われていくのには理由があります。
「超高性能」で
「超精密加工技術」の集大成..
そのことを消費者たちはよく理解しているからなのでしょう。
【スイスに追いつき追い越せ!】
1960年代の高度経済成長期に入ると、長らくスイス勢の後塵を拝してきた日本のメーカーたちは「やったるでー!」とガムシャラに頑張り、時計先進国スイスと「精度」「機能」でガップリヨツに競えるまでに成長します!
【世にいうクォーツショック】
1970年代、世界中に激震が走ります!「クォーツ」という全く新しい時計の駆動装置が、それまで主流だった「機械式」より圧倒的に正確だったのです!
時間にうるさい日本人らしい発明ですねー
これにより、日本製クォーツ時計は瞬く間に世界市場を制覇し、伝統的なスイスの「機械式」時計は
しかし
【スイス勢の逆襲】
1990年代になると、クォーツ式より精度は劣る上価格の高いスイス勢が巻き返しをはかります。
一つひとつ手間暇かけて作った
「美術品でっせ!」
「工芸品でっせ!」
オメガ、タグ・ホイヤー、ヴァシュロン・コンスタンタンなどなど、高級ブランド時計が息を吹き返してきたのです!
【新興国のクォーツ時計】
1990年代には、made in chinaの安価なクォーツ時計も市場に出回るようになりました。
1,000円
1,000円
1,000円
...
中途半端な立場に追いやられた日本勢は、困ったことになってしまいます...
【ちょっと待ったぁ!】
どうも日本製はその技術力を正当に評価されていないようだ!
見てくれっ!
このミクロン(1000分の1ミリ)単位の、日本人だからこそできるものづくり工場を!
そして...
【2003年】
「フルメタル電波時計」が大ヒット!(5万円なり)
説明しよう!
電波時計とは、”10万年に1秒の誤差”というその正確さがウリなのだ!
聖飢魔IIのデーモン小暮閣下くらいしか10万年も生きられないんだけどねー
【まとめ】
2015年、日本とスイスの独壇場と考えられてきた時計産業に、新たな刺客が現れた!
「アップルウォッチ」
現時点では、「面子や見栄を大事にする」中国人に大人気のシチズンですが、アップルウォッチの参入により、これからは一層の下克上が待ち受けているのかもしれませんね。
あっ、ちなみに私は日本メーカーやアップルのまわし者ではありません(笑)
個人的にはフランク・ミュラーが大好きなんです
ただ、「技術の日本」にも頑張ってもらいたいなと思うんです(^-^)