前回のブログで「五ツ木模試」について、関西で難関中学を狙わない」を前提条件に、以下の3点を確認しました。

 

五ツ木模試の問題は適正なレベル

・大手塾より偏差値が+10高く出る

志望校B判定の正答率は60%で実入試に近い

 

ここからは、五ツ木模試のメリットについて書こうと思います。

 

 

①中堅進学校、大学附属中学狙いの層には志望校判定の精度が高い

関西の私立中学受験者の約55%が受験しているらしく、最大規模の公開模試と言われています。中小の受験塾、個別指導の受験生が多く、難関校狙いの大手塾の受験生はあまり受験していないそうです。そして、

 

・大手塾の偏差値でいうと50台以下の受験生がメイン

独立したテスト機関なので忖度無し

昭和35年以来の実績と正確な追跡調査の裏付け

 

により、「この層における志望校判定は大手塾よりも精度が高い」というのは、間違っていないと思います。

 

 

②推薦入試や特待生の出願条件になる

有名なのは、同志社女子中立命館宇治中ですね。五ツ木で偏差値55(4教科)以上が出願条件の目安となっています。

他にも特待生(授業料免除)の条件として、五ツ木テストの基準偏差値を設定している中堅の進学校も結構ありますので、特待生狙いで受験する層も一定数あります。

 

そして、第4回(9/1)、第5回(9/29)、特別回(10/27)の結果が基準偏差値として採用されること多いようです。そのため、これらの回は大手塾の生徒も推薦の出願条件を満たすために「ガチ」で参戦してくるため、受験者数も最大で5,000名程に膨らみます。(ちなみに、小6第1回は2,700名程)

 

特に4回目以降の志望校判定は大手塾よりも精度が高いと書いたのはこれが理由です。

 

 

③志望校で受験できる

受験会場が実際の中学校なので、本番の入試に近い状況で実力を試すことができます。試験時間も朝一(8:40)からなので、実際の環境に近いです。

いつもの塾以外で受験できるというのは、緊張感もあってよい経験ですし、プレテストがない学校でしたら、予備練習に最適です。

2024年度の実施日程・実施予定会場はこちらをご参照下さい

 

 

④志望校判定のシミュレーションを色々と試せる

これは2024年度からの新しいメリットです!

従来は紙ベースの試験結果のみ配布されていたため、志望校判定は事前に記載した数校分しか出せませんでしたが、テスト後に全ての学校に対して、Web上で簡単に志望校判定できるようになりました。

 

しかも「再判定モード」で、自分の点数を変えて判定できるので、例えば、「算数で後5点とれていた場合の志望校判定」を簡単にできます。複雑な配点方法を採用している学校のシミュレーションには特に便利です♪
 

他にも、

 

申し込みから成績表の確認まですべてオンラインで完結

回答が約1週間で届く(かつては3週間もかかってました)

 

ようになって、使い勝手が格段に良くなっています。過去の受験経験がある方は要チェックです!

 

 

めちゃくちゃ五ツ木推しのコメントになってしまいましたが、私は中学受験関係者ではないので、何のメリットもございません(^^;)

 

 

<今日のさだっち>

最近続けている朝音読の1コマ。

さだっちの読み方「青色」→「せいしょくポーン 

 

 

このブログを始めた理由です。

勉強しても偏差値30台のさだっち。

同じような境遇のお子さんをお持ちの方がいらっしゃいましたら、アドバイスをいただけますと嬉しいです!