習い事 番外編「親講師」
おすすめ度:☆☆☆☆☆(評価ゼロ)
さだっちが体験した様々な習い事について、100%主観で勝手に評価してきましたが、外部に丸投げしていたわけではありません。
むしろ、公文に通っていたころから、積極的にフォローしていました。
しかし、
「これ分かんない」
「どれどれ、これはxxxxx」
「えーそうなの、あっ、初めて知った~」
(22年 さだっち家 流行語大賞)
みたいな会話を、同じような問題で何度も交わしました。さだっちのリセット能力は凄まじく、毎日が新しいようでした(^^;)
問題が何を聞いているのかを理解できずに、フリーズ(ハシビロコウモード)してしまうこともしばしば。さらに、教えても珍回答を連発・・・
「この問題は何を聞いているかわかる?」
「・・・・」
「ここみて、A君が何時に着くのでしょうか?と書いてあるよ」
「そういうことね~」
「答えは、xx時間かな」
「」
「アンガーマネジメントしなくては!」と必死にこらえて、最初は何とか耐えますが、同じような問題を同じように間違えるのが、さだっち。
「さっきも説明したけど、何時間かではなくて、何時かを聞いているの!」
「問題のここに書いてあるよ。単位も書いてあるよ、見て!!」
難問を解いているわけではありません。
問題文に書いてあることを確認しているだけなのに、反応が鈍いさだっち。
「ココ見て!」
ダメだと分かっていても、だんだんとヒートアップしてしまいます。
何度も同じことを聞かれるとイライラしてしまい、こっち(親)の口調も早くなります。そうなると、さだっちの言語処理能力ではついていけないので、ますます理解できないし、さだっち自身、どこが分からないのかも説明できなかったのでしょう。
こっち(親)は、さだっちが分からない理由が分からない。さだっちは、こっち(親)が何を言っているのか分からない
まさに負のスパイラルです。
「なんで分からないの。ここに書いてあるよ。バカにしているのか~!」
余裕がなくなり、責める言葉を吐き捨ててしまったこともありました。
今振り返ると、本当にひどいことを言っていたと思います。当時の私は、何とかしなくてはという必死の気持ちが空回りして、余裕がありませんでした。どうすればさだっちが分かるようになるのか?、本当に分からなかったのです。
私がヒートアップしてくると妻に止められ、妻にバトンタッチです。しかし、変わった妻もだんだんヒートアップしてしまいました。。。
不思議なもので、他人(妻)がヒートアップしている様子は「本当にひどい!」と思えるに、いざ自分となるとコントロールできません。
さだっちは決してふざけていたわけではなかったのだろうと思います。一生懸命分かろうとしていましたが、当時の彼(小4頃まで)の国語力では本当に分からなかった、覚えられなかったのだと思います。できない恥ずかしさを隠すために、ふざけた態度をとった時もあったんだろうなと、今なら思えます。
このままではお互いが不幸になると判断し、妻とも相談して、教えるのはプロに任せることにしたのです。そして、私たちはできるだけ、「今日はだった?」今日も頑張ったね」というような声がけに徹することにしました。
結果的にこの方向転換が奏功しました!
(偏差値は相変わらずの30台でしたが・・・)さだっちの国語力が上がるにつれて、さだっちは自分がどこが分からないのかを説明できるようになっていき、こっち(親)も分からないところをちゃんとフォローできるようになったので、家庭も平和になっていったのでした
<結論>
子供が理解できない理由を親がわからない場合は、プロに任せるほうが家庭は平和。
分からない理由を子供が親に説明できる場合は、親講師も有効!
※このブログを始めた理由です。
勉強しても偏差値30台から抜け出せない、さだっち。
同じような境遇のお子さんをお持ちの方がいらっしゃいましたら、アドバイスをいただけますと嬉しいです!