きっと同性愛に偏見があるのは誰よりも自分自身で。

知られたら私たちのことなんて何も知らないような相手から「普通じゃない」人として見られるような気がしてしまって。


常日頃から普通になりたいと思ってしまう私には、開けっぴろげに「彼女がいる」とはいえない。


だから結果的に彼女の存在を隠さなきゃいけなくなっている。



とはいえ、人と関わる中でこの人になら伝えたいって思ったりもする。

でもそうやって自分のことを分かってもらおうとするのもエゴなような気がしてしまう。



最近になってようやく、「彼女がいるのが本当の自分」「本当の自分を知られてどう思われようが仕方ない」と思えるようになった。

ただ、それもあんまり親しくない人に限るというか、身内には言える気がしないけど。




「付き合っていてもそれを伝えられない」

「伝えたことで関係性が変わるかもしれない」


彼女に我慢させているなあとこの頃思う。


気にするな、とは簡単に言えない。

自分だって気にするし、人からどう思われるのかが怖い。

共に生きている隣人が、みな自分に優しい訳じゃないことを知っているからこそ悩んでしまう。


なんなら自分だって、同じことを言われたら多少なりとも戸惑ってしまうかもしれない。

自分のこともどこかで「普通から外れた人間」だって思っているから。


私の人生の中には、もうまるで当然かのように彼女の存在があるけど。

自分が同性と付き合ってると改めて考えてみると、まだ不思議な感じがする。


いつになれば変われるだろう。