ほめ達

以前このほめ達というものを受講した。

講師の方のお話がとても上手で、受講時間があっという間に過ぎていって驚いた。

その中でも結構印象に残ったというか、特にしみじみと考えさせられた話があった。

※問題あれば削除します。

それが【人は相談を受けた時に解決策を探してしまいたくなる】という話。

自分もそうではあるけど、悩み事とかがあった時に人に相談するとする。

意外とそういう時って、「とりあえず話を聞いてもらいたい」わけであって「解決策を教えてほしい」ではなかったりする。

でも話を聞いている側からすると「困っているから力になりたい」なんて気持ちが先走って、ついついアドバイスから伝えてしまうことが多い。

相談相手が求めているのは悩んでいる本人に対しての共感で。

吐き出してくれた感情をまず認めてあげて、受け止めることが大切なんだと気付くことが出来た。

自分だってそうなのに立場が変わると案外見えなくなってしまうもので、相手の立場になって寄り添うことがいかに難しいか改めて考えていた。

全く別物で違う人間だからこそ。

その人が、そして自分はどういった人間であるのかをお互いに分かり合うための努力を欠かしてはならないんだと思う。

大切な人にひとりきりの孤独を味わせてしまうことのないように。