このところ競馬に対する考え方・馬の使い方が変わり、年明け緒戦に桜花賞を使う馬が増えた。20年以上前ならば、スティンガーのように暮れの阪神からぶっつけで桜花賞を使うとたとえ藤澤和雄調教師でさえ、
「気が狂っている。」
と言われ、年明け3戦目くらいに桜花賞を迎えるのが理想的とされた。それもこれも牧場で馬を仕上げることが許され、大手のノーザンファーム・社台ファーム始め、多くの牧場が外厩〈調教場〉を持つようになったからである。
今年も暮れの阪神ジュベナイルフィリーズの上位2頭は、トライアルのチューリップ賞・フィリーズレビューには目もくれず、4月7日を迎えた。そのチューリップ賞の勝ち馬はジュベナイルフィリーズ7着のスウィープフィートで〈ただし、このスイープトウショウの孫という血統は末恐ろしい〉、フィリーズレビューの1番人気2着馬はジュベナイルフィリーズの3着馬のコラソンビートである。そのため、大雑把に考えると別路線のクイーンズウォークとチェルヴィニアを除くとこの桜花賞までは、
⑨アスコリピチェーノ
12ステレンボッシュ
の2頭が有力にみえる。時間もないので、あとは印のみにするが、昨年のリバティアイランドほど堅くはないことは予め伝えて置きたい。
◎⑨アスコリピチェーノ
◯12ステレンボッシュ
▲18チェルヴィニア
△②クイーンズウォーク
△⑦スウィープフィート
△11ライトバック
馬連
⑨12 1000円
⑨18 1000円
ワイド
⑨12 1000円
⑨18 1000円