『ディアベリ変奏曲』


今日は、何時もと変わらないヨハン・セバスティアン・バッハの無伴奏チェロ〈ピエール・フルニエ〉とマウリツィオ・ポリーニとヴィルヘルム・バックハウスによるルートヴィヒ・ファン・ベートーヴェンのピアノ協奏曲とディアベリの主題による33の変奏曲〈ハ長調〉等を聴いた。〈ピアノが2台ある訳ではない。いい加減な書き方ですみません。〉


昨日は祖先の亡くなった東京大空襲から79年の日で、今日は東日本大震災から13年の日である。追悼の番組は特に見なかったが、クラシックの3B〈バッハ・ベートーヴェン・ブラームス〉は心が洗われる。


最近、3Bの最後のBは、ブラームスではなくアントン・ブルックナー〈1824〜1896〉ではないか? との異論を聞いたが、僕のようなブラームジアーナーではないではないならばそう思うかも知れない。今年はブルックナー生誕200年ということもあり、敬虔な信徒のブルックナーの作品が改めて注目されているが、ブラームスはピアノや室内楽から協奏曲・交響曲に及ぶ大家であり、リヒャルト・ワーグナーとフランツ・リストにも対抗でき得る存在である。一方のブルックナーのライバルはグスタフ・マーラーで主に交響曲の世界で対抗し合っている。


しかし、僕に言わせれば、

ブルックナー

 不戦勝

  マーラー

であり、スケールが違う。シベリウスやショスタコーヴィチにもマーラーは敵わない。異論はあるだろうが、それならばコメントしてください。〈僕のような浅はかなクラシック・ファンに意見しても詰まらないですぞ。〉


因みに、ドイツ哲学の3Hは『ヘーゲル・フッサール・ハイデガー』である。普段から、独断は言わないよう心得ているつもりであるが、マーラーとは何であろうか?





上下ともに『ベートーヴェン』の肖像画