昨年もパルテノン多摩小ホールに行って来たが、今年も2月16日金曜日に小ホールでアンサンブル・チェトラのコンサートに行って来た。

18時15分開場のところ、僕は17時00分少し前に多摩センター駅に着き、近くのセブン・イレブンで東京スポーツを買った。今週末はGI  フェブラリーステークス、昨年もディフェンディングチャンピオンのカフェファラオがサウジ・カップに行き当レースをパスしたように今年もディフェンディングチャンピオンのレモンポップは中東のサウジ・カップに向かい当レースには不在である。ウシュバテソーロ、メイショウハリオ、デルマソトガケ等、高額賞金の上、勝てば種牡馬入りの際に箔が付くか、牝馬でも好条件で繁殖入りできるサウジアラビア、ドバイ遠征は現在の日本馬には恰好のターゲットとなっている。

僕は東京スポーツをリュックにしまい、スターバックス・コーヒーを横目に見ながらヴィド・フランスに入った。しかし、ほぼ満席にみえたスターバックスに続けてここもほぼ満席であった。僕は空き席を見つけると、
『すみません。申し訳ないです。』
と謝り、リュックを置いてオーダーしに行った。トングで菓子パン2個取ると、
『アイス・ティーをお願いします。』
と言って会計した。

本日のプログラムは

弦楽セレナーデ ハ長調 Op.48
P.I.チャイコフスキー
ディベルティメント ヘ長調
K.138    W.A.モーツァルト
弦楽セレナーデ ホ短調 Op.20
E.エルガー     他

であり、管楽器はなく交響曲のプログラムもない。従って、気持ち悪いグスタフ・マーラーの曲が演じられる可能性も極めて低かった。第一、声楽がない。僕は過去にマーラーの交響曲第1番がメイン・プログラムということで、サン・サーンスの交響曲第3番『オルガン付き』を聴きに行かなかったことがある。彼の曲は僕には、

「甘い。甘すぎて反吐が出るわい。」by オニオン砂椅子。

なのである。実は皆、〈マーラーを〉我慢して聴いているのではないか? 裸の王様を
「裸だ。」
と指摘して通じるようになるのは一体誰が最初なのか? 

僕は時計が17時50分を過ぎるのを確認して、ヴィド・フランス🇫🇷を出て、パルテノン大通りを歩き始めた。ポスト📮を探しながら坂道を登ると、龍生堂とイトーヨーカドーの入口のところにポスト📮があり、僕は封書を投函して残りの道を歩いた。

パルテノン多摩に着くと、開場10分前というのに客が少ない。昨年は小ホールで席の少なくとも2/3は埋まった〈要出典〉というのに、と思ってスタッフに訊くと、
『去年は祝日でしたから・・・。』
と言われた。

〈この項目・続く〉