エフゲニー・スヴェトラーノフ

〈写真は、リムスキー=コルサコフの管弦楽集のジャケット〉
ユーリ・テミルカーノフ



競馬場の方が疎〈おろそ〉かになっているが、少なくとも本日1月27日に東府中駅を京王線で通過した限りでは〈土曜日に午前中とのこともあって〉さほど混雑はしてはおらず、府中競馬正門前行きの電車も空いているようだった。

さて、今週の競馬は置いといて昨晩は、ベートーヴェン晩年の大作
『ディアベリ変奏曲』
を聴いた。とてもそれぞれの『変奏』を覚えることはできないが、変奏曲の名人のベートーヴェンが本気を出すとこれくらいは完成できることの証左でもある。すばらしい作品であった。

翌朝1月27日になり、僕は『題名のない音楽会』〈モーツァルトの特集〉を視聴してから、武蔵小金井駅南口の『宮地楽器ホール・大ホール』に向かった。調布駅で『特急・京王八王子駅行き』に乗り換えてもその日から〈競馬開催日〉の東府中駅には臨時停車するので京王線が混み始めるのである。しかし、昨日の午前中の京王八王子駅行き・特急は椅子に座れるくらい空いていた。〈以上、評判の悪い提示部の繰り返し〉。

府中駅に着くと、僕は武蔵小金井駅南口行きのバス停に近い『ベーカリー&カフェ・ルパ府中店』に入ってパンとアイス・ティーを注文した。

コンサートの席は座席指定なので、開場時刻の13時15分に間に合えば良かったから、僕はゆっくりと紅茶と水を飲みながらパンを食べた。その内、僕の両脇の席は空き新たな4〜5人組の客が現れたので、僕は席を譲り端の席に着き、しばらく時間を潰した。





12時30分になり、僕は武蔵小金井駅南口行きのバス停に向かった。バスには主に、
『武71系統』と
『武73系統』
があり、経由地が違うらしいが、僕には区別は/ができなかった。バスは数分遅れ、12時34分発の便が遅れてきた。そのため直後に41分発の武蔵小金井行きのバスが来たが僕は先の便に乗った。

途中のバス停は僕は地元民ではないので分からないが、凡そ25分で目的地に着いた。マクドナルドの横を通り、ホールに着き案内係のひとに尋ねるとオペラを上演するらしくプログラムがまったく違っていた。僕の目的とするクレセント・フィルハーモニーは、
『3階・4階の大ホールで上演するので、13時15分になったらエレベーターが使えるようになります。』
とのことであった。

間もなく開場時刻となり、スマートホンをかざしプログラムを受け取ると、僕は3階の端の方の指定🈯席に着いた。

〈いったん・ひと休み〉