いつも言っているので、中には飽きてきた方もいらっしゃるかも知れないが、同一年のジャパンカップと有馬記念を連勝した馬は何れもジャパンカップを単勝1番人気で勝った馬のみである。



因みに、ジャパンカップを2番人気以下で勝った馬はその年の有馬記念
 
1984カツラギエース
1992トウカイテイオー
1993レガシーワールド
1999スペシャルウィーク
2003タップダンスシチー
2008スクリーンヒーロー
2011ブエナビスタ
2014エピファネイア
2017シュヴァルグラン
2019スワーヴリチャード
2022ヴェラアズール
と11頭全敗。
 
一方でジャパンカップを1番人気で勝った馬は、その年の有馬記念
 
1985シンボリルドルフ
2000テイエムオペラオー
2004ゼンノロブロイ
2006ディープインパクト
2016キタサンブラック
 
とキタサンブラック〔2着〕以外の馬は勝っている。

ジャパンカップと有馬記念の連勝は難しい。日本の軽薄なマスメディアは、イクイノックスを今年の有馬記念に出したいらしいが、日本国内に最早相手になる馬がいない状況で有馬記念に彼が出るメリットはマスメディアの話題作りと馬券が売れることくらいだ。

このところジャパンカップを単勝1番人気で勝つことをその時代、時代の最強馬とみてきた僕は、彼が有馬記念も連覇して『法則2・法則3』を同時に達成するよりも、ドバイで或いは英国で彼のことを手薬練〈てぐすね〉引いて待っているオーギュストロダンと戦って欲しいと思う。そのことの方が今年の有馬記念に中3週で出走するよりも遥かに価値のあることである。

法則2.同一年にジャパンカップと有馬記念優勝する馬🐴

法則3.芝のGIレースを7勝以上する馬🐴