「武豊というスーパースターを作りたかったからですよ
競馬界にスターホースがいるように、騎手にスターはいます
それが武豊だったんです」
と前回のblogで書いたのは、この意見が
「天皇賞の勝ち抜け制度」
を知らない素人さんのもので、それに対して『知恵袋のベストアンサー』には選ばれなかった『カテゴリーマスターの回答』を対比させた。カテゴリーマスターさんは、天皇賞の勝ち抜け制度も知っているし、その当時の最強馬に最強騎手が乗ることも知っていらっしゃったので、僕は補足をするに留めた。
ところで、僕のblogについて
「「だ」とか「である」とか、常体で書いてあるのはおかしい。失礼です。」
という、友人の意見があったので、少しだけ弁明させてもらうと、確かにAmebloも他のblogも「です・ます体」で書かれたものが多い。
しかし、僕のblogはそもそも1992年頃に故・大橋巨泉さんの競馬コラム
『巨泉でバッチリ!』
のパロディとして書かれた文章が原型となっている。大橋巨泉さんは態度はデカいが、あの北野武監督も或いは島田紳助さんも、
『あんな面白い人はいない。』
と絶賛する昭和を代表するテレビタレントだったが、一方で
『競馬評論家』
としても一流であった。その巨泉さんの文章のパロディなのだから、「です・ます体」で書くわけには行くまい。
そういう訳で、『競馬予想』以外のカテゴリーも、常体で書かせてもらっていることをこの場を借りてお詫び申し上げる。
さて、今年の第167回天皇賞・春、阪神コースの特に昨年は16→18→⑦と上位の2頭は不利とされる外枠で決まったが、今年はその2頭タイトルホルダーとディープボンドは比較的内側の③と⑦に入った。思えば凱旋門賞は日本の馬場ではありえないほどのソフト〈不良〉馬場、有馬記念は不利な外枠を両馬とも引かされた。しかしながら、今年の天皇賞・春は水捌けの良くなった京都競馬場の最初のGIレース、ここのところは特に、
『GⅡ以上で勝ったことのある馬しか勝てない。』
とされる。昨年の菊花賞馬のアスクビクターモア、阪神大賞典を今年勝ったジャスティンパレス、ステイヤーズステークスの勝ち馬シルヴァーソニック、それにタイトルホルダー、ディープボンドが勝ち馬候補で、重賞未勝利のボルドグフーシュはデータからは消える。一方でボルドグフーシュのレイティング120 ポンドは、タイトルホルダーの124ポンドに次ぐ第2位のものだ。
もちろん、かつてのレイティング重視の大橋巨泉さんならば、ボルドグフーシュに重い印〈◯・▲〉を打っただろうが、今年はこの斬れ味勝負の馬に開幕間もない京都の馬場がどの程度合うか疑問に思い〈△〉に留めた。
詳しくは後で。
◎③タイトルホルダー
◯①ジャスティンパレス
▲⑦ディープボンド
△⑥アスクビクターモア
△16シルヴァーソニック
△13ボルドグフーシュ