今日は、先月予約したボヘミアン・フィルハーモニックのコンサートに行って来た。

場所は旧・松竹撮影所「大田区民ホール〈アプリコ〉」、昨年秋に行った横浜みなとみらいホールが改装中ということもあり、まずまずの〈お前がいうか!〉ホールだったと思う。

プログラムは暑くなった季節には相応しいドヴォルザークとシベリウスの交響曲第5番。クラシック音楽の巨大blog「ハルくんの音楽日記」に拠ると、

1.春はシベリウス
2.夏はドヴォルザーク
3.秋はブラームス
4.冬はチャイコフスキー

が最も似合うと仰る。僕はその意見に同調しているので、梅雨入り前のひとときに爽やかなドヴォルザーク交響曲第5番ヘ長調と大自然を感じるシベリウス交響曲第5番変ホ長調は適当な〈ぴったりの〉プログラムだと思う。

このコンサートに合わせて僕は前々から気に掛かっていたイルジー・ビエロフラーヴェク指揮・チェコ・フィルハーモニーのドヴォルザーク交響曲全集を手に入れて、付け焼き刃かも知れないが、ヴァーツラフ・ノイマンのやはりチェコ・フィルハーモニーのものとともにひと通り聴いてからコンサートに臨んだ。ジャン・シベリウスの交響曲全集もパーヴォ・ベルグルンドのCD始めいくつか持っているが、今回はユッカ=ペッカ・サラステ指揮フィンランド放送交響楽団のものを聴いた。彼の指揮は現在youtubeでも聴かれる。


会場についた頃は汗を掻いていた僕も、コンサートが始まった頃には暑さは収まっていた。

ドヴォルザークのものを演奏するのはチェコやスロバキアのオーケストラが適当なように、シベリウスは北欧のオーケストラが似合う。