俺の父方が今年健康診断で引っかかり、精密検査を受けたところ、初め微妙な医師の話だったけど、胃がんであることがわかった。他の臓器も精密検査して、他は大丈夫だった。
手術しなければならなくなり、実際に胃を開いてみないと詳しい状況はわからなかった。そして、手術としては、全摘出ではないものの、3分の1摘出はなく、3分の2摘出となった。2016年11月4日入院、11月7日手術。
俺は、仕事の関係で立ち会えないため、入院後2016年11月5日、手術前の11月6日と福島に帰った。その時の父方の様子は、少し暗い感じはしたけど、具合が悪そうでもなく、「来てくれて、どうもな」って、ほぼいつもの感じだった。
そして、手術・・・・。手術は、無事成功。
胃がんの状態は「ステージ3b」
母方の「思ったより悪かった・・・」の一言が、今でも俺の心に突き刺さる・・・。
リンパの一部にさしかかっているみたい。
動脈のところの色素?を検査に回していて、結果次第では、ステージ4になると言われた。
俺は、仕事の関係で手術には立ち会うことができなかったから、母方と弟家族が医師から説明を聞いてくれて、それを俺に説明してくれた。
重い説明をしっかり俺にしてくれる弟を見て、小さい頃の弟を知っているから、大人の弟として初めてしっかり意識した。
その話を聞いて、その夜、俺は眠れなかった。
今までうちの家族は、大きな病気とかなかったから、俺自身ショックだった・・・
久しぶりに精神的な痛手だった・・・・
ネットを走り(検索)回ったよ・・・。
がんのステージとは。ガンになった後の死亡率。小林麻央、千代の富士、今井雅之、がん対策(食事、飲み物、生活習慣)、タバコとがん等・・・・
ただ、「まさか、うちの家族が」というのはなかった。
というのは、家計的ながんは見られないけど
うちの父方は、規則正しい生活を送る人なので、タバコもお酒も規則正しく、毎日、適量ではあるけどやってた・・・・。それに最近は、仕事でストレスもあったようだった・・・・
ようするに、原因は生活習慣だよね・・・。
今更、俺が気付いたので、父方がタバコやお酒を飲まなかった日を一度も見たことなかった・・・
とりあえず、手術は成功したし、父方の回復も順調で元気。
転移も見られないから、今日明日にどうなるということはなさそう。
ただ、検査の結果と治療がどう行くか・・・・
気付いたら親もけっこう歳をとってきてた・・・。生まれた時から一緒にいるから、家族との時間軸がおかしくなってる・・・。このまま永遠に続く錯覚を無意識にしている気がする・・・・
父方母方は60歳台だけど、世間一般的には、60歳をこえると、けっこう病気もしてくるし、死んでくる人も出てくる・・・。
そのことを、俺自身、遅いけど認識した。
父方の現実を受け止め、がん関係の情報は、可能な限り収集しているので、気を引き締めながら過ごしていきたい。
冷静に、証券ディーラーの人間としてなるべく冷静に見て、父方の健康の希望はあると思う。胃の3分の2を切除して、それで完全損切りになればいいし。もし、残っていたとしても、治療薬がばっちり合えば大丈夫になる。
あと、家族はただ生活を一緒にするだけではなくて、助け合って 行くもの。と人生で初めて意識した・・・・
今まで以上に父方母方を意識しながら過ごしたいと思う。そして、福島の実家に帰る頻度を上げるつもり。
本来、長男である俺が福島にいて、いろいろやるのがふつうと思うけど、「いなくてごめん。」と、母方と弟に謝っておいた。
こういう時、家族と離れてひとりで暮らしているのはキツいと、今回初めて思った・・・。
俺自身は、今まで1本もタバコを吸ったことはない。これからも吸わない。
ビールは好きだけど、ブレーキはかけられるみたいで、ちょっと前からは、毎日飲んでいたビールの日ペースを3分の1に落とせていた。今は、5分の1ペースまで落とせている・・・・
俺自身としては、これからは生活習慣をしっかり意識して過ごして、健康診断もまじめにやって行こうと思う。