以前読んだ何かの本で知った「エビングハウスの忘却曲線」。

ドイツの心理学者であるエビングハウスさんが、己を実験台にして、記憶に関する実験をされたそうです。

その実験結果によると、人は一度記憶したことでも、その1時間後には35%を忘れてしまい8時間後には50%を忘却。

24時間後には68%を忘れ、残った記憶はおよそ3分の1ということです。

一度記憶したことを忘れなければ東大だって夢じゃありませんね。

そこで、その本によると、忘れかけた頃に復習することで記憶が定着するという話だったのですが、「忘れかける」というタイミングは個人差がありますので、それをチェックする項目もあったのですが、私はそれをもちろん忘れました。

まあまあ、私も年々忘れっぽくなっていますし、何が悲しいかというと、一度読んだはずの本をまた買ってしまうという・・・

そして途中まで読み進んだところで、はたと気づきます。

「あれっ?これ読んだことある気がする・・・」。

なんと無駄なお買い物をしているのでしょうか。

べつにお勉強ではないのですから、忘れても困ることはありませんが、結局忘れてしまうような事柄というものは、自分にとって必要ないものなのではないかと思ったりもします。

自分が欲することに関しては、忘れませんからね。