3Dプリンターが開発され、成形がネットで繋がった場所で行えることになった。

これは世界を跨いで輸送という時間・コストを一気に削減して行える画期的な発明だと思う。

現在はプラスチック系の素材での実現でスタートしたが、技術革新により、金型技術も送れることになれば、完成品の素材も多様化するであろうし、小規模事業所や一般家庭用などが開発されれば、様々なクリエイションが期待できよう。
夢のあるアイデアが花開くと想像すれば、明るい未来が開けていきそうだ。

そんな期待感で胸を膨らませていたところ、驚くべきニュースが飛び込んできた。
アメリカでは、3Dプリンターによってピストルを作ることができるというニュースだ。
こりゃ、いかん。危険だろう!

片や本日手元に届いた3Dプリンターに関するセミナー案内の中に、フィギュアが作れるといった類の講演テーマ。
何ともホノボノした国、クール・ジャパンということでしょうか。

この発想の隔たりは、暴力支配の国であるアメリカと、平和ボケ島国である日本との、完全なる差異かも知れない。

TVニュース番組でロボット開発の最前線の特集を見たが、日本では産業用、介護用など平和利用を当然とした活用法が主流なのだろうが、アメリカではすでに無人爆撃機がアフガニスタンやパキスタンで民間人を誤爆して殺人をすでに行って折、国際問題として浮上している。

ロボットが殺人兵器として注目され、すでに開発に躍起になっている一群があることも知るべきだ。

3Dプリンター技術も、殺人道具として税関検査などを通らずに海の向こうに遅れたり、も項から送られたりすることが可能となる危険性を孕む。

ロボットもそうだが3Dプリンター技術も、邪悪な人間たちが暴走すると恐れていることが起こる可能性が高まる。いち早く世界でのルール作りが必要ではないかと危惧する。

日立、東芝、三菱重工、川崎重工などが、邪悪の道に走らぬよう、政治が止めてあげないといけないのだろうが、彼らはアベノミクスに乗っかって、武器輸出も緩和される波の中で、死の商人の道に片足突っ込み出したことがとても心配だ。

いや、もう手遅れかもしれないが・・・。

子供たちの世代に明るい未来をプレゼントできるかどうか、その責任は正に今を生きる我々にかかっている。