大震災については、心が痛むことが大き過ぎて、ブログになかなか書けないでいる。
しかし、昨日東電が海外投資の見直しを発表したので、これに関してちょっと触れてみたい。
私はブログで、官民一体となっての海外投資について書いたことがある。(昨年7月)
http://ameblo.jp/gcom-mura/entry-10588744736.html
この記事はベトナムに新幹線、原発を売り込むことに対する小生の意見だ。
原発の海外セールスには反対の立場を取って書いている。
結局、最悪の事態が起こった。
また、韓国も原発の海外セールス活動に対し懸念が拡大している。
いいですか。
核技術先進国は、世界のあちこちで核実験を繰り返し、地球を汚してきた放射能のデータを隠し持ち、それも含めて世界に拡げることを続けている。代表格は、アメリカとフランスだろう。
日本の技術は世界一との過信自体が大きなミスだ。また、万が一事故発生時の対処についてシミュレーションができてなかったことが露呈。
事故は起きないという過信は、超エリートたちが経営管理する大企業・お役所の浅はかさ。
何とも、悲しい。悲し過ぎて、哀れでもある。
人々のために幸福な社会建設のためにあるべき文明が、歪んでしまった事を反省すべき。
そもそも、人智の及ばぬ自然界の事象が起こり続けてきたのが、この地球の46億年だと、我ら人類はしっかりと前提条件に据えるべきだ。
皆さん、大局で考えてみませんか?
この災禍を目の当たりにした時、経済合理主義を優先してきた現代社会は過ちだと落胆し、かつ憤慨する。
日本は、今こそ日本らしい針路を真剣に考え直し、大きく舵を切り直すべきだ。