日経新聞の今年(2009年)の7月5日の記事より。


見出しは・・・


コンテンツ市場

ネット・携帯経由 1兆円に迫る


このデータ、総務省が調べたデータは、2007年に9772億円だったと。


・・・注意深く読むと


コンテンツ全体の市場規模は07年は、11兆4110億円で前年比で、0.3%減少。(ほぼ横ばいと表現している)


1兆円に迫ると言っているのは、その中のネットや携帯電話で配信するコンテンツ市場だ。


その部分は前年比、11.5%増加し、コンテンツ市場全体に占める割合は8.6%で、約1ポイント上昇とある。


・・・この記事って、読みづらいですな。


1ポイントっていうのも、1%と書けばいい。


また、


音楽や映像をネットで経由で楽しむ人が増えた。とあるが


そう言いながらも・・・


ネット経由のコンテンツ市場を分野別に見ると音楽が3割強と最も多く、データベース記事が2割強で続いた。


と書いている。


データベース記事のこともコメントしてほしいと思う。


WEB上の記事はここで見れる

http://it.nikkei.co.jp/business/news/busi_gyoukai.aspx?n=AS3S0302Y+04072009


枠内で文字数制限がきつい場合、記者さんたちの苦心はわかるが、誰にでもわかりやすいように書いていただきたいものだ。


もう一つ疑問は、WEB掲載記事の方が新聞記事よりも短いこと。


WEBの方が紙という制限が無くなるので、より詳しく書いてもいいのでは?


やっぱり有料で新聞を買って読めということかな?


日経新聞社自体のWEB戦略が定まっていないことの表れだろうか。


将来戦略もしっかり構築なさっていただきたいものだ。


しかし、その年(2007年)の市場数値データが、1年半以上経過して発表されるというのも・・・


・・・ああ、お役所仕事・・・


マーケティングに携わる小生としては・・・んんん・・・使えんなあ・・・