慰安旅行の宿は・・・何も知らずに・・・やってきてわかった!
テレビでも有名な名物女将の旅館だった。
もともと、山口「湯田温泉」はこの地にあって有名な温泉地。
ところが、その湯田温泉の中でも、この旅館が最近有名なのは、倒産しかないという所を再建させた名物女将のパフォーマンス。
バブル弾けて以降、業績が悪化し、その後の経営の立て直しに、ここまでやるかという話題作りに女将自らが・・・
湯田温泉名物、女将劇場!
ネタばればれのマジックショーを次から次へと、これでもか、これでもかと出してくる。
ステージの女将は、元気一杯!
客も大笑いの連続。
他には歌謡舞踊や、太鼓パフォーマンスなど、スタッフの息も合ってステージを走り回り、飛び回ってのパフォーマンス。
♪マツケンサンバも人形と共に力一杯踊り、スタッフもお客も入り乱れて踊る!
ここまでやるかというパワーに圧倒されてしまう。
テレビには何度も登場!
テレビのニュース番組やドキュメンタリー特集をはじめマスコミで、倒産に立ち向かい事業を立て直した名物女将として取り上げられている。
また、自らPRになりそうなことは何でもやっているそうで、「いいとも」や、「なんでも鑑定団」などにも出たりしている。
今では一躍、湯田温泉の名物女将として知れ渡るようにまでなった。
この活躍で話題になり、この不況を乗り切るためにはと、全国から経営者たちの視察も絶えないようだ。
1階ロビーには「なんでも鑑定団」に出店したものを展示
翌朝、女将は宿泊客の出発玄関外でお見送り。全員のお客に声をかけて挨拶をしている。
昨晩の壮絶なパフォーマンスを知って、この姿を見ると敬服するのみ。
女将に聞けば、「女将劇場」のスタッフは、一部従業員・アルバイトや義理の伯母さん(80歳?)に地域のラウンジの従業員など、ボランティアを頼みこんでやっているそうだ。へ~、
しかも毎日。
女将は25年間休んだことが無いと!
周りからどういう体をしているかと驚かれるそうだが、一日も病気で寝たことは無いそうな。
すごい気力に感服だ。
この女将劇場は、この旅館の客だけでなく、よその宿泊客も入場無料で見れる。
毎日、夜8時45分から開演とのこと。
ここまでやるかというパフォーマンスを見せられては、もっともっとやるしかないと思えてくる。
不景気風に苦しんでいる経営者、ビジネスマンは、女将の気力を一度見てほしい。
きっと、希望の光を見つけ出せると思う。
山口 湯田温泉 「西の雅 常盤」
http://www.n-tokiwa.co.jp/index.html