我が福岡の印象を外国人がどう思っているかを、彼らに尋ねることがしばしばある。


食べ物がおいしい、物価が東京と比べて安く住みやすい。コンパクトな街ながらほとんど何でも揃っていて、買い物など生活が便利。近くに、海、山、ゴルフ場、温泉がありレジャーのボリュームもふんだんにある。

福岡の人は親切で人情味があり、知らない人でもとても親切に対応してくれる。

そして、結構聞くのが・・・


美人が多い!


福岡在住の私に言われる言葉だから半分割り引いても、結構実感として思ってもらっているようだ。


福岡は美人が多いというのは、以前ブログにも書いた。仮説を検証したデータもある。

 http://ameblo.jp/gcom-mura/entry-10195374745.html


日本の各地を動き回る方々からも、よく聞く言葉だ。


さらに日本人に限らず、知日派の外国人、日本在住の外国人にも知られている。私が知る限りの友人知人のアメリカ人、カナダ人、台湾人、香港人、中国人、ベトナム人、フィリピン人からも聞く。それらの外国人男性にかぎらず女性からも、男性の私に言う話だから、おべんちゃらでもないだろう。


1990年代の中盤に小生がアジアビジネス開拓で台湾、香港を飛び回っていた頃は、台北や香港ではお昼の仕事に従事する一般女性たちは化粧する人たちは少なかった。百貨店など商業施設店舗でも、そうだった。化粧するのは水商売とか、男性に気を引くことが大事な職業の女性がほとんどだからと、一線を画していたようだ。


その後、彼らや市場経済化が進む中国人らの生活が経済的文化的にも豊かになる過程で、若い世代は日本の情報に慣れ親しんで日本文化が浸透し、その一つの現象として、一般女性たちが当たり前に化粧する習慣も浸透していった。


化粧品の市場浸透とアジア市場の可能性

そして今日、資生堂、マックスファクターなどの日本製化粧品は憧れのブランドとして定着し、同じ東アジア・中華文化圏の女性の肌に一番合うのは日本製という認識の下、特に資生堂のブランド力は高級化粧品として確固たるポジションを勝ち得ている。


中国のある地域や他の国でも、化粧品の日本神話は定着しており日本では市場に出ていない無名かほとんど知られていないマイナーブランドがあちらでは高級化粧品ブランドとしてそれなりの市場形成している例もある。


化粧品、美容関連ビジネスでアジア市場を狙うことは、やり方次第では成功の可能性は大きいと筆者は考える。ただし後発組は厳しいので、これから1~2年内が最も旬かもしれないが。


おまけの話だが、

中国の美人は四川省の重慶、成都、陜西省の西安、東北三省(遼寧省、吉林省、黒竜江省)が代表だ。


四川出身のとある中国人社長からは、美人が多いから是非来てくれと誘われるが、福岡もビジネス誘致などに使う福岡の特徴説明の資料の中に、「美人が多い」とワンセンテンス付けられてはいかが?


海外ビジネス開拓の話で、なぜそこかという国・地域・都市の選定理由って、結構いろいろあり、いい加減な理由もあるからね!