昨日は熊本商工会議所主催のセミナーで講師を務めてきた。

商議所が行う、ヒット商品(サービス)開発セミナーがシリーズで行われ、シリーズの初っ端の基本講演という位置づけのもの。

小生のタイトルは「2008年ヒット商品からひもとくトレンド分析」~不況の中で必要なマーケティング戦略~ としたもの。

愛と正義のマーケティング男は情熱で~福岡九州からアジアを望む 案内チラシ。受講料2,100円(非会員4200円)。


内容は日経ビジネス、MJ、日経トレンディや、楽天が発表したヒット商品の資料の解説と分析に加え、現在の生活者の指向性や、商品開発に対する取り組み方などについて講演を行った。


2時間話したが、それでも話し足りない。この類の話は、事実検証から分析、今後の見通し、といった話だけでは不十分で、受講者が話を聞いて「フーン、いい話だった」で終わってはいけないと考えている。


これまでの経験で思うことは、多くの中小企業の場合、どこから手をつけ、どう進めていったら良いかという手法の理解と、考え方について理解が及ばないと、行動が伴わないという点だ。小生の場合、現場主義が強みだから、消費の現場はもちろんだが、企画開発やアイデア検討など過程においても現場主義でわかりやすくひもとき、実践活動に生かせるよう配慮している。


世の中評論家ばかりだが、実践者というのは結構多くはいない。

企業経営者は、自らビジネスを切り拓く実践者でなければならず、彼らが「なるほどそうか!」と思い立ち、早速今日からでも動き出すほどのメッセージが伝われば成功だと考えている。


世の中の不況風をぶっ飛ばして、アイデアと情熱で切り拓いてほしい!というメッセージで終えたが、受講者の方々の今後の頑張りに期待したいところである。


ちなみに、この講演にはTKUテレビ熊本の取材が入り、当日の6時のニュースで流された。節分の扱いよりもこちらの時間の方が長く扱われたそうだ。受講者二名のインタビューもあり、小生もアップで出ていたそうだ。取材が入る前には、アップに耐えれないので、う~んと引きでならOKと承諾したものの、どアップで出ていたそうな。お恥ずかしい限りである。

ま、小生はそのテレビニュースを見なかったから、良しとしましょう。


いただきもの♪

愛と正義のマーケティング男は情熱で~福岡九州からアジアを望む  愛と正義のマーケティング男は情熱で~福岡九州からアジアを望む

受講者の中に同級生の嫁ぎ先である本田農園の息子さんが参加しており、そこが作っている柚子製品をいただいた。ありがとうございます。お仕事の発展をお祈りします!


おみやげ♪

愛と正義のマーケティング男は情熱で~福岡九州からアジアを望む  愛と正義のマーケティング男は情熱で~福岡九州からアジアを望む

今回の熊本からのお土産は「デコポンの香り」。熊本県の新商品審査会の銅賞とのこと。

これは、会社のみんなからも評判が良かった。


出張時には多少なりとも経済効果に貢献しようと思って行動する。

これも「現場」の一つ。消費は現場が第一だ!