海外ブランドは、立て続けに値下げ。


カルチェ、モンブラン、ルイ・ヴィトンに続き、クリスチャン・ディオールも値下げを発表。

円高ユーロ安となり、その差益を適正化という意味と、世界的消費の減退の中で上得意さんである我が日本の売り上げ減という局面での値下げだ。これらはおおむね、7%~10%前後の値下げという。


高級ブランド最大手であるLVMH、モエヘネシー・ルイヴィトンの主要ブランドは値下げが出揃ったと報じられている。(11月30日、日経)

世界のヴィトンの顧客の6割は日本人と言われるが、(少し前までは7割と言われていたが、最近アジア諸国の台頭でシェアは変わってきている)ヴィトンファンには嬉しい値下げだろう。他の輸入品取り扱いの方々は、黙って値下げなどせずに差益を享受されているのだろうから、これらの値下げは立派と言える。


実際のユーロの大幅安という数字からすれば、この程度の値下げでも差益は拡大しているのだが、変動の可能性もある事も加味しつつ、バイイングパワーを振り向かせるためのマーケティング戦略としてのプライシングは適正なところだろう。


それはそれとして、ならば、小生が大好きなシャンパンのモエも値下がりなのか?

では、市場調査(単に飲みに行くこと)に行きましょうかな?

こういう時に、円高によりモエを値下げしています、とメルマガでも送るイタメシ、フレンチレストランがあれば動くけどね。



PS: ところで、小生のモンブランのペン。

 モンブランも値下げ


以前、台湾の友人からプレゼントされたものだが、とても頑丈で傷がつかないところは凄い。

モンブランは実に強い!ところが替え芯(水性インク)は純正の物を何度変えても調子が悪いので、持ち歩かなくなった。そういう部分は日本の技術のほうが上だと思う。